下野谷縄文遺跡

イラスト/森生

↑西東京市に眠る縄文遺跡(東の集落から、西を望む)

旧石器時代、縄文早期、中期、後期を複合する、約30ヘクタールの超大型。三内丸山遺跡にも並ぶ関東拠点遺跡の一つと考えられます。

小高い山(丘)の上に環状集落があり、同じようなものがあちこちの丘の上にある。全体をあわせると1000軒程の住居があると言われている。(関東地方では200以上の住居跡は少ない)また、川(石神井川)を挟んでさらに下柳沢遺跡も発見されていますから、このあたりは縄文の大都市だったと思われます。

↑イラスト/森生(栗林を作り実を採ったり、土器を作ったり、様々なかごを作ったり、穀物を煮たり…この遺跡から東北の土器も出土しているので、東北地方とも交流があったのでしょう)

しかし残念ながら、この縄文遺跡の真価は今だ市民にそれ程知られておらず(遺跡を保存するとかしないとかもまだ議会で決定されておりません)、私のようなものがここに個人的にページを立ち上げる次第です。

これから、ページを充実させていくつもりですので、どうぞ皆様よろしくお願い致します。

縄文のすばらしさ、精神にまで展開でするよう目指したいと考えています。(うわ〜、最初からそんなに目指して大丈夫かいな。まあ、楽しみながらぼちぼち…)

↑縄文の衣装には模様もあったらしいし、(アイヌの衣装にも似ている感じ)女性は大変オシャレで、下野谷遺跡からは真っ赤なイヤリングも出土しています。好きな女性に、若者が猪の子をプレゼントにきました。イヤリングも案外異男性が作ってプレゼントしているのかも。

イラスト/森生