ルーツ

私の母方の田舎には、日本でも珍しい天下の奇祭

田県神社っていうのがああります。

男性シンボルが御神体

一歩、境内に入ると、いたる所シンボルだらけで、目のUntitled Documentやり場に困ります。

お祭りの日には真っ赤に塗られた数メートルの巨大な男根が村を練り歩きます。

私の母方先祖は代々こんな神社の氏子さんなわけ。(ひえ〜)

ルーツを探した

お祭りされているのははもともとは「夫婦の神」だったらしい。

夫婦の神が、なぜか歴史の途中で男性だけのシンボルになり、巨大化されていました。

けれど、そのようになるのを(男性をたてまつるのを)支えたのも、実は女性。


アフリカの神話

アフリカといってもたくさんの部族とたくさんの神話があるので、今日はその中で一つだけ。アリス・ウォーカー著「喜びの秘密」(集英社)というほんの中で紹介されていた、アフリカのある一部族の神話より

男神アマ(原始アフリカの神話の神)は年度をひねって投げた

粘土は女性になった

アマ神は彼女と交わりたくなった

神が近付くとシロアリの塔(女性性器)がそそり立ちじゃまになった

アマ神はシロアリの塔を切り落とし、穴となった地球と交わった

女性の性器切除は習慣として今でも残り、アフリカの女性で1億人が影響を受けていると言われています。

注:これだけがアフリカの神話ではないのであしからず

また、アリス・ウォーカーも書いていますが、その神話よりもっと古い神話があったようなのです。女性がもっと幸せだった時代の…。私はそんな神話に出会いたい。


日本の神話

(古事記から…)

いざなぎ、いざなみの2神が地上に降りて来て最初の結婚の様子

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男神が聞きます「貴方の身体はどのようになっていますか」

女神「成り成りて成り合わざる処あり」

男神「私は成り成りて成り余れる処あり。では私の成り余れるものをあなたの成り合わざるところにさし塞いで、国を生み成そうと思うがいかがですか」

女神「いいですね」

そこで2神は天の御柱を巡りまわり、出会ったところで言いました。

女神「まあ、すばらしい をとこ!」

男神「おお、すばらしい をとめ!」

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こっちのほうが本当のルーツに近いと思う