毎月何枚かピックアップする予定です

'99 No.12 大作,力作,問題作?  我が家の数少ない3枚組

Frank Sinatra / Trilogy 1979年 1939年にHarry Jamesの処で唄っていた時から数えて この時点で既に芸歴40年  64歳の時の作品 The Past,The Present,The Futureの3部に分かれた超大作 やはりAll Of You等の初期の曲が入ったThe Pastを一番聞きます 次がBilly JoelやGeorge HarrisonとかJimmy Webbなどの79年当時の楽曲を取り揃えたThe Presentです Gordon Jenkinと意欲的に取り組んだThe Futureはほとんど聞いていません

Carla Bley / Escalator Over The Hill 1971年 1968年から制作開始し 完成したのが1971年という超大作 JCOAのいつもの面々に加え Jack Bruce,John McLaughlin,Linda Ronstadtといった人々も参加しています Kurt Weillを思わせるいつものHotel OvertureやTitle曲の他 Jack BruceとMcLaughlinの壮絶な演奏が聞けるRawalpindi Blues等 更にLindaちゃんののどかなWhy等の曲と聴き処満載 とはいえPaul Hainesの詩は難解で どうも馴染めない高級なAlbum そうそうPaul Jones君(Manfred Mann) も居た  

The Clash / Sandinista! 1980年 1979年のLondon Collingに続く 3枚で36曲と歌が溢れそうな超大作 Police On My BackやThe Magnificent Seven等のClash節の他 EllenのLose This Skinや子供が入ったCareer Opportunities等の可愛い曲 更にDub色の強いUp In Heaven等良い曲は一杯あるのですが 何しろ3枚聴くのは実に辛い 聞き手に"どうだ お前らこれを聞いてみろ!!"という挑戦的な偉大な失敗作というところでしょうか

The Band / The Last Waltz 1978年 説明の必要はないでしょう LDの方は今でも時々見ています ClaptonのStrapが外れる所やVan Morrisonの場所柄をわきまえぬ熱唱 更にDylanのConcertの趣旨を理解しているのか疑わしい 我が道を行く歌唱など懐かしいです Punk勃興と前後する 正に素晴らしかったAmerican Rockの終焉を飾るにふさわしいAlbum  

'99 No.11  私は無類のベスト盤好き  コレクターとは口が裂けても言えません 

Rolling Stones / Big Hits (High Tide And Green Grass) 1966年 物心ついて初めて手にしたLPです Have You Seen Your Mother…を飛ばし Paint It Blackから聞いていました 特にSatisfactionから始まるSide Twoの各曲は この順番で聞かないとどうも落ち着かない 見開きの股間に手を置くBrianの写真が妙に印象に残っております 因みにStonesは LDを除くと あとBig Hits Vol.2しか未だに持っておりません Brianの熱烈Fanという訳ではないのですが 5人が揃ってStonesというImageが捨てきれない年寄りです

Bob Dylan / Gift Pack Series 1970年? CBS/SONYの企画ものです 何かのご褒美に買ってもらった記憶があります 他にSimon & Garfunkelなどがあったのに 何故Bob Dylanを買ってもらったのか いまだに赤面してしまいます The Freewheelin' からSelf Portraitまでの中から選曲 "窓からはいだせ"が入っているのが食指が伸びた理由かもしれません 二枚組3000円でした まあ魔が差したということでしょう Greatest Hits Vol.Uも持っているが Basement Tapeはいまだに買っていない その上 このAlbumを持っているのでは Bob Dylan好きですと人前では言えません

Nilsson / Aerial Pandemonium Ballet 1971年 Pandemonium Shadow ShowとAerial Balletの2枚から選曲し Re-Mixしたものとのふれこみでした 結局 何か物足りず 2枚とも買い直してしまった痛恨の編集盤 正に「買ってはいけない」です 更にビクターからNilsson Special Discという見本盤を貰ったりしたので 私のNilsson Line-Upはめちゃめちゃです

ザ・ピーナッツ / ビック スター W シリーズ 1977年 J Popの草分けだと思っております 基本的に"可愛い花"や"情熱の花"などの洋楽Coverものが好きです "内気なジョニー"の「じょにいげとあんぐりい」のところなどは涙ものです 和物の中では "心の窓に灯を"の「いじわる こがらし 吹きつける」や"ふりむかないで"の「ふりむかなはははいで」が特に好きです 何故か見本盤 どうして手許にあるかは定かではありません

'99 No.10 ブレイクし損なった女性  私の見る目が無かったと言うこと…

Genya Ravan/... And I Mean It! 1979年  古くはTen Wheel Drive そしてN.Y.Punkの祖Dead BoysのProducerとして少し知られる女性 Janisの影も払拭 N.Y.Punkの新たな息吹を吸収し 思い切りの良いRock 'N' Rollを披露しています 骨太・重厚な楽団に負けぬ暑苦しいほどの熱唱は迫力満点です Pedal To The MetalやStubborn Kind Girlなど気持ちよく聞くことが出来ます Ian HunterとMick Ronsonの加わる大仰なJunkmanも聞き物

Ellen Foley/Night Out 1979年 ClashのMickさんの彼女としてだけ認識 これはSpiders From MarsのMick RonsonとMott The HoopleのIan Hunterの全面支援を受けた作品 G. Parker/Thunder And RainやP.Rambow/Night Out(元Winkies Max's Kansas Cityにも収録)など思い切りの良い歌唱 出会う相手によりPub RockやGlam RockからLondon Punkへという実に判り易い人(元々はMeat Roafで認められた由) Mick君に出会いPat Benatarに成り損ねました(Mickとの愛の結晶Spirit Of St. Louisは苦手です) 

Lene Lovich/Stateless 1978年 Kate BushやNina Hagenとともに無国籍の不思議な雰囲気と歌唱力が魅力の女性 不朽の名作で大ヒット?したLucky Numberは KnackのMy SharonaやBlondieのHeart Of Glassとともに 私にとっては忘れられない曲 Too TenderやTonightやSleeping BeautyなどもPopな名曲で 東欧の香りが そこはかとなく漂います この後も FlexやNew Toy(EP) No-Man's-Landまで買いつづけてしまいました    

Rachel Sweet/Fool Around 1978年 6歳ぐらいから歌っていた美空さんや小林さんのような所謂天才少女で このAlbumは15才ぐらいだったはずです 元々はCountry畑で 発足間もないStiff Recordsが強力に推した子 押し出しの良い張りのある声が魅力的 Who Does Lisa LikeやCuckoo Clockの他 CostelloのStranger In The Houseなど聞き物 それはさておきJackson5, Winwood, Janis Ian, Little Stevie Wonderなどを見てきた"すれっからしのPops爺"は 宇多田さん位では驚かなくなってしまったのが哀しい

'99 No.9  ぼちぼちの二人組  鳴かず飛ばずという訳ではないが…

Tommy Boyce & Bobby Hart / I Wonder What She's Doing Tonite 1968年 MonkeesのLast train To ClarksvilleやValleriやStepping Stoneなどの曲で有名なSongwriting Teamです このAlbumにも日本公演での怪演が有名なI Wanna Be Freeが入っています Title曲やGood Bye, BabyとかTeardrop CityにLove Every Dayなど曲目を羅列するだけになってしまいそうな位 Popな曲ばかりです 私の中では この路線はNilssonの3枚目あたりまで 繋がっています

Illinois Speed Press/ Duet 1970年 Messinaの後にPocoに入ったPaul CottonがKal Davidさんと作ったAlbumです 一枚目はChicagoでおなじみのJames William GuercioのProduceで色々な要素を詰め込み過ぎた感じが強かったのですが 二枚目のこのAlbumはPaulのCountry Rock StyleにKalのBlues Rock Styleが程好く加味されたすっきりした仕上がり Bad WeatherやSadly Out Of PlaceのほかLifeなど ちょっとしょっぱいがPopなPaulの曲がお気に入りです

Rowan Brothers/ Rowan Brothers 1972年 Earth Opera, Sea Train, Old In The WayなどRock畑でもある程度知られているPeter Rowanの弟ChrisとLorinの二人です Jerry Garcia, David Grisman, Bill Wolf, Richard Greene, Bill Kreutzmann, Jim Keltnerと参加した人達の方が騒がれたAlbum  Hickory Day始め お兄さんよりPopな曲作りはなかなかなだが 現実感のない詩はSummer Of Loveを無批判に受け継いだように無邪気 Greil Marcusに唯我論的喜びを肯定 後に残るものがないと一刀両断されてしまいました  

Flo & Eddie/ Rock Steady With Flo & Eddie 1981年 TurtlesのHoward KaylanとMark VolmanのReggaeです Mothersと言った方が通りが良いのかもしれません Jamaica風の発音で楽しませてくれるのかと思いきや 意外にもEarl Chinna SmithやAugustus Pablo達との正統派Rock Steady Style(ゆったりしたTempoでGuitarがあのRhythmを刻むSkaとReggaeの中間期の音)が心地よい 懐かしいHappy Togetherが良い

'99 No.8  バーゲン対象のSSW達  可哀相なので購入しました

John Stewart/California Bloodlines 1969年 当時 レコード屋さんの常設バーゲンコーナーに山ほどおいてあった可哀相なAlbum 米国ではある程度売れたので 結構沢山入荷したのでしょうが Singer Songwriterにしては骨太でしっかりした歌唱と元Kingston Trioという黴臭い響きが日本ではマイナスに作用したようです 清涼感溢れる女性Chorusが暑苦しくなりそうな彼の声を上手にFollowと思うのですが・・ California Bloodlinesやお母さん?の声が遠くで聞こえるThe Pirates Of Stone County Road等名曲揃いの 飽きの来ない 何時聴いても穏やかな気持ちになれる好Albumです 

Jimmy Webb/El Mirage 1977年 イージーリスニングのコーナーに置いてありました Up Up And AwayやWichita Linemanなどの作者として名高い人 私は苦手でしたが意欲作MacArthur Parkというのも有りました 絢爛豪華な曲を作る人にしては自分のAlbumは押さえ気味で内省的な歌詞に好感を持ちました The HighwaymanやChristiaan Noなどが知られていると思いますが 私は妙にP.F.Sloan(曲名)が印象に残っております ProduceはGeorge Martin Lowell GeorgeやDean Parks, Dee Murray, Nigel Olsson達が参加

Eric Andersen/'bout Changes 'n' Things Take 2 1967年 当時社会派が多い中 Come To My Bedside等で異彩を放っておりました 他のAlbumはそこそこ売れるのに これは売れ残りバーゲン品 それもそのはず 同名Albumの曲を Harvey BrooksのbassやPaul HarrisのKeyboardを加え 録音し直しただけでFolk Rockに衣替えといったところ 次のSongs From Tin Can Alley(Jacket裏面)の完成が遅れ 取り敢えず発表したのでは ただ私はThirsty BootsやViolets Of Dawn, I Shall Go Unboundedなど このAlbumで聴くことが多いです

Nick Drake/Nick Drake 1971年 3枚千円コーナーにありました Five Leaves Leftから3曲 Bryter Laterから5曲抜粋のIsland盤で 今となっては何の価値もないAlbum 当時 Nickは名前は知っていても中々聴くことが難しかった 正に都会派で 湿って掠れた彼の声が素敵 詳しく語るほどのマニアではないのですが 'Cello Songを始め 一枚目の方が歌の輪郭がはっきりしていて好きです(二枚目のNorthern Skyも好きです)自殺を意外と受け止めなかったのが 実に哀しい

'99 No.7 女性ヴォーカル(仏国編) フランス・ギャル ダニエル・ビダルは ないけれど

Edith Piaf/"Au Carnegie Hall"(1957) 1977年 Billie HolidayやJanis Joplinと並んで波瀾に満ちた生涯を送り SoulfulでEmotionalなVocalを聞かせてくれる人 日本の石井さん金子さん越路さんとまったく異なる"愛の賛歌"を聞くと 美空ひばりさんをつい連想してしまいます "神よ哀れみを"から"かわいそうなジャン""パダンパダン"と続くところが圧巻です "アコーディオン弾き"や"ばら色の人生"も好きです 録音や英語の問題も歌唱がカバー

Pia Colombo/Chante Bertholt Brecht et Kurt Weill 1978年 ブレヒト/ワイルのコンビによる三文オペラ(1928年)やハッピーエンド(1929年) マハゴニー市の興亡(1930年)の曲を歌ったもの DoorsのAlabama Song Stingのマックザナイフと言ったほうがRock Fanには馴染みがあるかも Hal Willnerの"クルトワイルの世界"も顔ぶれが新鮮でそれなりに楽しめますが Colomboさんのほうが飽きが来ないと思います  Gypsyの血をひくColomboさんのちょっと哀愁を帯びた歌声が実に味わい深い スラバヤジョニーも大好きです 

Brigitte Fontaine/Comme A La Radio 1972年 前衛的なChanson?で知られる彼女が 前衛的?なArt Ensemble Of Chicago(AEC)やAreskiと組んだ作品 Title曲(ラジオのように)や手紙などはAECの演奏と実によくかみ合っていて大成功だと思います ただどうしてもレオなど AECの彩り鮮やかな演奏に耳が向いてしまいます 彼女の作品としては もう一枚のほうがよかったと記憶していますが 見つかりませんでした ごめんなさい Areskiはよく判りません

Francoise Hardy/Francoise 1972年? 濃厚な個性派ばかりだったので 淡白なアルディーさんを最後に紹介 語りの可愛い大ヒットComment Te Dire Adieu(確か"さよならを教えて"という邦題 Gold, Goland, Gainsbourg)やDes Ronds Dans L'eau(Barouh)が素敵です そうそう本人の書いた曲も可愛くて好きです ただ繊細過ぎる音作りで Euro Beat Disco物が席巻する中 どんどん埋没していってしまったのは仕方ないところか

'99 No.6 懲りないJacket買い癖 熱烈Fanには お叱りを受けるかも

Buzzcocks/A Defferent Kind Of Tension 1980年 SqueezeのCool For Catsとともに好きなJacket 内袋も中々オシャレで好き Side Bの I Don't Know What Do With My LifeからI Believeまでの流れが特にお気に入りです Side AはParadise始めPeteの曲は好きですが Steveの一部楽曲が流れを止めてしまう気がします 私はPeteの大上段に構えず等身大の思いを綴る歌詞が好きです とは言うものの 典型的なJacket買いなので大きな事は言えません

XTC/Black Sea 1980年 この質の悪い紙袋にJacketが入っていたのが気に入り ついつい買ってしまいました そしてRespectable Street,Living Through Another Cuba,Sgt RockあたりをTapeに入れて聞いていた為 Recordのことはすっかり忘れてしまい 別のAlbumだと思ってCDを買ってしまいました 恥ずかしい 熱心なFanには申し開きのしようもありません ついでに白状しますと 完成度の高い後の名作Albumに この頃のズンドコDrumに象徴される生きの良さ 思い切りの良さがあればと思ってしまう欲張りな私です

Split Enz/Mental Notes 1976年 Visual系でしょうか これはJacket買い以外の何物でもありません 見開き内側Member写真の衣装と髪型 メイクもお気に入りです 私としては めちゃめちゃ濃くて安っぽい音を期待していたのに 楽曲と演奏が高水準だったので少し面食らいました Late Last Night好きです New Zealand出身でこれはChrysalis盤 Mashroomから出ているのが元祖 総本家Mental Notesで このAlbumの中身はSecond Thoughts中心だと知ったのは随分経ってから ちょっと恥ずかしい Phil ManzaneraがProduce

The The/Soul Mining 1983年 Punk New Wave旋風の後 新しい音を物色していた頃Jacketのエグさに惹かれて買いました Uncertain SmileとかThis Is The Dayあたりに少し記憶があるくらいで Tapeに採ることもなく棚に直行 恥ずかしい話ですが Mind BombやDuskが話題になり CDを買いDiscographyを見るまで このAlbumのこと失念していました 生真面目な完璧主義者Mattさんの修行時代といったところ 私には高級すぎて暗すぎる代表作より 親しみ易いのですが

'99 No.5 元ロック小僧の告白 70年代初頭 こっそり聴いていたAfrican American

The 5th Dimension/Individually & Collectively 1972年  当時としてはSoul色が薄く顔の整ったインテリGroup Up,Up And AwayやAquarius等活きのよい歌でおなじみですが Soul Fanからは無視されていました このAlbumは後期のもの Marilynの(Last Night)I Didn't Get To Sleep At AllやIf I Could Reach YouがHit Turn Around To Me, All Kinds Of People等など選曲の光る 地味ながら完成度の高いAlbum  Half Moon, Border Song, Black Patchなども演っています

Al Green/Call Me 1973年  Let's Stay Togetherに続く 愛の束縛, Here I Am, Call MeなどHit満載のAlbum 彼のHi Record時代のPeakだと思っています ただ この時代の囁くようなVocalに甘いStringsが絡みつく音は Southern Soul命の方は余り評価していないかも 私はPhiladelphia Soulも大好きなので このAlbumを良く聴きました この後 Bellで再び日本でもBreakしましたが 芸風として煮詰まってしまった感じがちょっと気になっていたら Gospelに転向してしまいました

Bobby Womack/Across 110th Street 1972年 Tarantino監督のJackie BrownでTitle曲が使われ一部で話題になったAnthony Quinnが悪徳警官を演じる暴力映画のSoundTrackです J.J.JohnsonのInstrumentalはBrass Rockといったところ Bobbyは粗っぽい歌唱で 大御所たちが消えて行く中 相対的に評価の上がってきたThe Poetからは想像できません 斬新さではSuperflyやShaftの感性には到底及ばないが 映画にも通じる独特の迫力を感じられ ロック小僧としては良く聴きました 

The Chi-Lites/Greatest Hits 1972年 Oh GirlやHave You Seen HerはじめHit曲満載 過剰なStringsとBrassに甘いFalsettoは所謂高級旅館の夕食の様に分かり易い豪華さに満ち溢れています Jacketもセンスのかけらもなく そのものずばりでちょっと恥ずかしい CDでは裏面の写真に変わっていたはず 現代の本格的Soul Fanには想像がつかないかもしれませんが 当時の日本ではDellsやImpressionsより有名でした Deep PurpleやT.Rex Eric Andersenなどとともに本当に良く聴いたAlbumです UpTempoの曲も中々よい

'99 No.4 深追いしてしまった人達 何故だか気になって買い続けてしまった

Chapman Whitney/Streetwalkers 1974年  実質的にはFamilyのLast Albumと私は捉えています Wetton, Giles, Burrell, Wallace, Collinsが加わっている事から Fripp抜きのCrimsonと言う向きもあります いつもより押さえ気味の歌唱で聴かせるCall YaやSystematic Stealth, Sue And Betty Jeanが素晴らしい仕上がり もちろん後のStreetwalkersを象徴する熱唱と分厚い音の壁が押し寄せるHang Manも聞き逃せませんが 私は このAlbumの路線で進んでもらいたかった あっ Lindaさん やMaxさんPoliさんNeilくんも一緒です

Eric Burdon & Animals/Winds Of Change 1967年  正にPsychedelicです Spirit, Vanilla Fudgeと並んで日本で人気のあったサイケ・グループです British系のFanからは米国かぶれと嫌われ West Coast系からは徴兵もないから気楽なもんだと無視される傾向大 黒人の様に歌うと言う事に疑問を感じIdentityを捜し求めていたEricを少しは理解してあげたい 正直なところ 語りのみで謳い上げないSan Franciscan Nightsに欲求不満を感じますが Good TimesやHotel Hell, Paint It Blackなど好きです WeiderのViolinも好きでした 正統派British Fan Animals Fanに敬意を表して孤独の叫びのSingleをサービス

Tim Buckley/Starsailor 1970年  彼の歌唱が頂点に達したAlbum 彼の声がうめいて叫んで唸って咆えてYodelして飛び回ります 畳掛けるUnderwood, Baker, Balkinに加え Gardner兄弟のHornが彩りを添えます Jungle FireのTempo Upして声と演奏が一体となって突き進むところなど 今聴いてもどきどきしてしまいます とはいえ唯一の可愛い曲Moulin RougeとSlowなSong To A Sirenを良く聴きます 歌唱力ゆえにどんどん難しい曲を求めていった中森明菜さんも程度の差こそあれ 同じ道を辿っているようで心配しています とにかく本当に傑作だと思っています

Youngbloods/Ride The Wind 1971年  Ride The Wind, Get Together, Sugar Babe,Beautifulなどの生演奏が気持ち良いLive Album ゆったりした音空間をバックにJesseがのびのびと歌い寛いだ気持ちで聞けます Racoon時代はBananaのPianoに代表される様にJazzへ傾倒していますが 分をわきまえたと言うか 背伸びをすることなく三人が演奏を楽しんでいるところが良い とは言え ついつい初期のGet Togetherの頃が忘れられず 何か物足りないような気がしながら Rock Festival, High On A Rige Topあたりまで買い続けていました 今はほとんど処分しましたが・・・ 

'99 No.3 捨て鉢なLive Album 貧相で素っ気無いし マーケティング不在だし・・・

MC5/Kick Out The Jams 1969年  鉄と炎と煙の街デトロイト出身のモーター・シティー・ファイブ、問題のデビュー・アルバム!というキャッチコピーが凄い日本ビクターのワールド・ニュー・ロック・シリーズ第7弾  サイケなカバーが恐ろしい これでは売れなかったと思います Tullの日曜日の印象なども同じカバーと記憶しています Mother云々という言葉はGunsのGet In The Ring等と比べても 当時は相当の決意だったと思います Ramblin'RoseとKick Out The Jamsの印象強烈でした

村八分/ライブ「村八分」 1973年 東京では当時なかなか見られませんでした 何回かコンサートへいったがまともに見られたのは三田祭の前夜祭だけだったと思います 一度は富士夫さんとBassの人が歩き回っただけとか 中止になったり・・ このAlbumもChaboの闘う姿勢が反映されていないので ちょっと拍子抜け それにしても差別語連発のあッ!! は何だったんだろう アナーキーの何が日本の云々とともに体を張った捨て台詞です そうそう鋭角に切りこむGuitarもやはりよい

New Race/The First And The Last  1983年 StoogesのRon AshetonとMC5のDennis Thompsonが豪州のPunks Radiobirdmanの面々と行った1981年のLive RonのGuitarとDennisのDrumがやはり凄い それにしてもMC5とStoogesの曲はLooking At You とLooseだけとは もっとやってもらいたかった その辺 実に素っ気無い反面 潔く好感が持てます IggyのTV Eyeよりはるかに良い纏まりと疾走感に脱帽 機会があったら お試しあれ

Randy Newman/Live 1970年 味も素っ気もないJacketに加え 一人でPianoを弾き 2分前後で曲を歌い終えるRandy君 Davy The Fat BoyなどFirstとOld Kentucky Homeなど12Songsからが中心 あとSail AwayからLonely At The TopとかNilssonやAlan Priceなどでおなじみの曲がずらり ともすれば参加Musicianや音作りが話題に成りがちの時代に 歌そのもので勝負した心意気に共鳴 辛辣な表現に対する本国の観客の反応を知りたいという気持ちも少しあったような・・・

'99 No.2 我道を行く人達 意外にしぶとい

Alan Price/Between Today And Yesterday 1974年 古くはAnimals そしてO Lucky Manで少しはその名を知られている人 このAlbumはSideAがYesterday SideBがTodayという構成 Randy Newman程 詩に毒はなくNilssonの圧倒的歌唱力はありませんが聴きやすく親しみやすい人 ただ個性という点ではちょっと弱いかもしれません Title曲やCity Lightsなど名曲揃いです またYou're Telling MeのKeyboardはThe House Of The Rising Sunを彷彿とさせる演奏でなかなかの聞き物

Jonathan Richman & The Modern Lovers/Jonathan Richman & The Modern Lovers 1977年 元祖PunkのFirst Albumと様変わりの軽いPariPariしたRock & Rollです 日本盤の解説(森脇氏)にもかなりの戸惑いがあるようで First Albumについての記述の方が多いのが笑えます その後のJonathanは このへらへらふにゃふにゃ路線をひた走り ついつい手を伸ばしてしまう私です Rockin' Shopping Center, New England, Abominable Snowman In The Marketなど時代を超越 好きです

Jorma Kaukonen/Quah 1975年 このJacketを見て あのPsychedelicなGuitarを思い切り聞けるかと思ったら AcousticなHot TunaのFirstに近いAlbumで驚きました それはさておき中々味わい深いAlbumでした Rev. Gary Davis, Blind Arthur BlakeのBluesの他 Gordon GenkinsのBlue Prelude,一緒に演奏しているTom HobsonのSweet Hawaiian SunshineとJorma本人の曲も好きです 増渕さんが解説でHobson氏を絶賛 ロックシーンへの登場を予言していますが如何だったのでしょう

Loudon Wainright V/A Live One 1979年 息子さんのRufus君もDebutしたし ご当人はClintonを種に新曲が少し話題になるなど順風満帆といったところか 私は芸歴の長い人のLive盤をBest盤代りに良く買いますが これもそんな一枚です 観客の様子もわかるし 70年代の主な曲も Mash物を除きある程度聴けます ただ自分の身の回りの出来事を日記風に描写する芸風なので 私はこのAlbumだけで満足してしまいました 中々観察の鋭い面白い人です

'99 No.1 歌のないAlbum JeffもPacoもStuffもいませんが

Booker T. & MG's/Universal Language 1977年 前年になくなったAl氏に捧げられています Studio Musicianがもてはやされる中で じゃあ僕達も一発当ててみようという安直さも垣間見られますが そこは百戦錬磨の面々 心地よい音に仕上がっております ただSoul命の方は気に入らないかも Last Tango In Menphis, Love Wheels始め つぼを押さえたKeyboardと例のCuttingのGuitar ぴたりと決まるBassはいつも通り

Shadows/Live At The Paris Olympia 1975年  Cliff Richardの伴奏を担当していましたが 単独でも有名です このAlbumはApacheから朝もやの貴婦人といった歌もの更にJazzっぽいNivramまでShadowsの凄さが凝縮されたお手軽Albumで大好きです Booker Tの素人っぽい唄と違い見事なChorusを聴かせてくれていますし その透き通った音色のGuitarを堪能できます Marvinさん達のGuitarだけで色々な表情をつける技量は 今聴いてもさすがだと思います 春がいっぱいは残念ながら入っていませんので Single盤を一緒に載せておきます 

Augustus Pablo/East Of The River Nile 1981年  Dubの古典 それ程破壊的な音はなく 哀愁に満ちたPabloのMelodicaとChinnaのGuitarがコチョコチョと耳をくすぐる感じ 病みつきになりました 誤解を恐れずに言いきれば MorriconeのMelodyに Warのじわじわと染み入るSoundというところ これはShanachie盤 最初は1977年だったと思います

Carla Bley/European Tour(1977) 1977年  JCOAやCharlie HadenのLiberation Music Orchestraで知られる女性Composer兼Pianist 独特のHumor溢れる作風で知られています Stuffと組んだAlbumがちょっと話題になりました これは欧州Tourの記録 費用の関係か在欧Musicianも参加 欧州Jazz Rock風味が隠し味 Elton DeanとかHugh Hopperが彼女の難しい曲を無難にこなしています Raswell RuddやMicheal Mantlerらと一緒では多少 影が薄いが

David Grisman/Hot Dawg 1979年  Progressive Bluegrassとでもいうのでしょうか Even Dozen Jug Band, Great American String Bandで活躍したMandolin奏者のGrisman氏です ともすれば超絶技巧のお披露目合戦に成りがちですが Stephan GrappelliとEddie Gomezの参加などにより歌心のある演奏に仕上がっています Minor Swingや16...16などのSwing感は好きです

                 

  

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