| AB・・ | ア | カ | サ | タ |
ナ |
ハ | マ |
ヤ |
ラ | ワ |
著者の通り名順です 苗字順ではありません 例えばエラリイ・クインはア行です
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タイトル 著者 |
発行所 発行年 |
主人公 主人公の経歴 |
備考 |
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AB・・ |
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燃える男 A J クィネル |
集英社 2000 |
クリーシィ 元外人部隊兵士 |
元傭兵のクリーシィは 旧友の勧めもあり少女のボディーガードに。 少女のおかげで生きる気力が沸いてきたが 面前で少女は拉致され その後死体で発見。 彼は復讐に燃えます。 80年に発表された作品で 武器など細部の陳腐化も気にならない見事な語り口。 |
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パーフェクト・キル A J クィネル |
集英社 2000 |
クリーシィ 元外人部隊兵士 |
クリーシィの妻と娘が旅客機爆破テロの犠牲に。 再びクリーシィの復讐が始まります。 他にも女性を無造作に死亡させる作者に少し違和感を覚えました。 と言いつつも一気に読了。 |
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アメリカン・サイコ B・E・エリス |
角川書店 1992 |
ベイトマン 会社員 |
普段は普通の生活を営み 特に理由もなく人を殺す その動機の分析もない レス・ザン・ゼロの作者 なんだ こいつは!理解を超える主人公と著者 |
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サンドリンガム館の死体
C・C・ベニスン |
早川書房 2001 |
ジェイン・ビー バッキンガム宮殿のハウスメイド |
ボクシング・デー(クリスマスの翌日)の翌朝 インフルエンザの流行もありジェインは女王の私邸サンドリンガム館でお仕事。 そして女王のそっくりさんの死体に遭遇。 カナダに娘を連れ戻そうとするジェインのお父さんが登場。 テレビ朝日「メイド刑事」若槻葵(福田沙紀さん)の「悪の汚れ、お掃除させていただきます!」という映像がついついい頭に浮かんでしまったなどということは絶対にありません。 | |
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バッキンガム宮殿の殺人 C・C・ベニスン |
早川書房 2005 |
ジェイン・ビー バッキンガム宮殿のハウスメイド |
メイド喫茶の本家本元。 こちらの決まり文句は「お帰りなさいませ、ご主人様」ではなくて「かしこまりました、陛下」。 主人公はカナダ人。 また下僕のデイヴィー君はゲイ。 そして女王陛下が死体の第一発見者というお話。 かなり気に入ったので ちょっとメイド喫茶に行ってみたくなったかも... |
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ジャズ・バード C・ホールデン |
扶桑社 2002 |
ジョージ・リーマス 密売酒販売の元締め 元弁護士 |
題名からチャーリー・パーカーを連想したのですが 禁酒法時代ということでもっと前の時代だったのですね。 私のジャズに対する浅薄な認識が露呈してしまいました。 主人公が妻を殺すに至る経緯が 法廷で過去に遡る形で検察側と弁護側の両陣営から明かされていきます。 |
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ビッグ・ピクチャー D・ケネディ |
新潮社 1998 |
ベン・ブラッドフォード 弁護士 |
妻の不倫相手を殺害してしまった弁護士が 生まれ変わって自分探しの旅に。 まったく自分勝手で 人を殺してしまった事への悔恨の情も希薄ですが 妙に前向きで憎めません。 |
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仕事くれ D・ケネディ |
新潮社 1999 |
ネッド・アレン 雑誌社の地域セールスマネージャー |
主人公は業界3位のコンピューター雑誌社の広告セールス部門の管理職。 会社の買収劇の中で職を失い 離婚の危機に浪費癖に伴う借金苦などありとあらゆる災難が舞い込んできます。 そして怪しげな同窓生の誘いで 職を見つけたかに思えたのですが。 個人的には再就職支援会社が怖かった。 ハッピーエンドで主人公が前向きなのが救いです。 |
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トレント最後の事件 E・C・ベントリー |
東京創元社 1972 |
フィリップ・トレント 新聞記者兼画家 |
強靭かつ老獪な大物財界人が殺され トレントが事件を担当 未亡人に好意を寄せる中前半で推理は完結 後半は関係者の語る真相と言う形 古臭い恋愛話がちょっと読書ペースを乱しますが 未亡人の叔父さんが中々魅力的 |
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樹海戦線 J・C・ポロック |
早川書房 1986 |
マイク・スレイター 元グリーンベレー隊員 |
ヴェトナムの秘密特殊部隊で戦っていた主人公が 何者かに執拗に命を狙われます そこで 同じく命を狙われる戦友とともに お得意のカナダ森林地帯に敵を誘き寄せ 戦う決意を… CIAにソ連が絡む道具だてだが リアルな戦闘描写で それほど古さは感じない |
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略奪者 J・C・ポロック |
早川書房 1997 |
マイク・セムコ CIA対テロリスト課 |
CIAとモサドとロシアと国際テロリストとナチ略奪美術品 テロリストが実に冷徹で理不尽で行き過ぎだが 好きです |
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ブラック・チェリー・ブルース等 J・L・バーク |
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ブラック・チェリー・ブルース,ネオン・レイン,エレクトリック・ミスト,シマロン・ローズ,過去が我らを呪う |
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処刑前夜 M・W・ウォーカー |
講談社 1994 |
モリー・ケイツ 犯罪ライター |
死刑執行目前の死刑囚は無実なのか 以前取材した女性記者が改めて真相を探る 米国の死刑に対する考え方がある程度判った |
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神の名のもとに M・W・ウォーカー |
講談社 1995 |
モリー・ケイツ 犯罪ライター |
カルト教団がスクールバスをハイジャック 事件自体は現実の前で若干色褪せた観はあるが ベトナム帰還兵の運転手ウォルターの描写が良い |
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すべての死者は横たわる M・W・ウォーカー |
講談社 1998 |
モリー・ケイツ 事件記者 |
銃砲規制法案を取材中のモリーは 父の死を自殺とかたずけた今はロビイストをする元保安官に再会。 父の死に対する疑念とその男に対する復讐心が沸沸とたぎります。 更に別の取材で知り合ったホームレスの女性との絡みでとんでもない事件に巻き込まれます。 モリーの色仕掛けはどうも馴染めない... |
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誓約 N・デミル |
文藝春秋 1993 |
ベン・タイスン 元陸軍中尉 |
ベトナム戦争時代の残虐行為が発覚し 軍籍復帰させられ軍事裁判に付された主人公。当時のライフル小隊に何が起こったのかを 彼は語りません。戦争という極限状態で起きた事件は どう裁かれるべきかを考えさせられました。勿論戦争自体についても。 |
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将軍の娘 N・デミル |
文藝春秋 1997 |
ブレナー准尉 合衆国陸軍犯罪捜査部 |
基地司令官の娘で ウェストポイント出身美人大尉が 猟奇殺人まがいの殺され方。 この事件を 相手が将軍でも逮捕できると言う権限を持つ CIDのブレナーが担当。 米国軍人の日常生活を 垣間見る事が出来て面白い。 |
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検屍官等 P・コーンウェル |
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検屍官,証拠死体,遺留品,真犯人,死体農場,私刑,死因,接触,警告,スズメバチの巣 |
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マイアミに死体はふえる P・リヴァイン |
文芸春秋 1996 |
ジェイク・ラシター 弁護士 |
医療過誤訴訟を取り扱った所謂法廷ミステリーだがトゥローのような息詰まるような法廷シーンがないので気楽に楽しめます |
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冬そして夜
S・J・ローザン |
東京創元社 2008 |
ビル・スミス 私立探偵 |
疎遠となっていた妹の息子が警察に捕まり 伯父にあたるビルに助けを求めてきました。 そしてつかの間の再会の後 甥は再び姿をくらまします。「しなければならないことがあるんだ」という言葉が気になったビルは 甥一家が住む町へ。 アメリカン・フットボールの盛んな町(甥も選手とのこと)ということですが 「駒大苫小牧高校」や「ミートホープ」など不祥事でお馴染みの苫小牧市のような町でしょうか? | |
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だれも知らない女等 T・H・クック |
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だれも知らない女,熱い街で死んだ少女,鹿の死んだ日,闇をつかむ男,緋色の記憶,死の記憶,夏草の記憶,夜の記憶,心の砕ける音 |
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サイレント・ジョー等 T・ジェファーソン・パーカー |
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サイレント・ジョー,コールド・ロード,ブラック・ウォーター,カリフォルニア・ガール,嵐を走る者 |
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ア行 |
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古い骨等 アーロン・エルキンズ |
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古い骨,呪い!,暗い森,原始の骨 |
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黒後家蜘蛛の会1 アイザック・アシモフ |
東京創元社 1976 |
ヘンリー 給仕 |
最初の「会心の笑い」だけで惹きこまれてしまいました。 取り扱う謎が多岐に亘り 所謂殺人事件は「日曜の朝早く」だけなのですが 謎解きに惹きこまれてしまいました。 一気に読了した割に 夫々の案件が印象に残っています。 |
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黒後家蜘蛛の会2 アイザック・アシモフ |
東京創元社 1978 |
ヘンリー 給仕 |
「十三日の金曜日」の暦の考察や「終局的犯罪」のモリアーティの研究の考察を興味深く通読。 また「鉄の宝玉」の隕石と切手の組み合わせに「お宝鑑定団」を連想したりと多岐にわたる謎解きを堪能。 ただ早くも二冊目で 博学なヘンリーに軽い嫉妬心のようなものが芽生えてきました。 TV番組などで私が分からない問題を芸能人に答えられると チャンネルを切り替えてしまうのと同じかも... | |
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黒後家蜘蛛の会3 アイザック・アシモフ |
東京創元社 1981 |
ヘンリー 給仕 |
「家庭人」「欠けているもの」「かえりみすれば」といった理数系の話が中々楽しいです。 3作目で 満を持しての得意分野ということで手詰まり感と充実感が相半ばというところか。 | |
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死の接吻 アイラ・レヴィン |
早川書房 1976 |
バッド・コーリス 大学生 |
上昇志向の強い青年が三人姉妹の財産に固執 最初に殺した娘の遺書偽造に工夫を凝らす 結構青年に感情移入している自分がちょっと嫌だった |
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ステップフォードの妻たち アイラ・レヴィン |
早川書房 2003 |
ジョアンナ・エバハート セミプロの写真家 |
進歩的な女性を自認する主人公は 引っ越してきた町の女性達の保守性にうんざり。 そして同じく最近引越してきた女性たちとともに 町の女性達の意識改革に取り組むのですが... 「町の女性達が本当に男の理想像なのか」という根本的な疑問が残るのが面白いですね。 |
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飲めや歌えや アリサ・クレイグ |
東京創元社 1995 |
マドック・リース カナダ騎馬警官隊の警部 |
シャーロット・マクラウドの別名義。 セーラ・ケリングやシャンディ教授はある程度読んでいましたが こちらは初めて読みました。 マドックの奥さんのジェネットは 方向音痴の友人の地図を頼りにドライヴ。 案の定 道に迷った挙句 とんでもない災難に見舞われることに。 詐欺師に操られる怪しげでちょっと過激で滑稽な環境保護団体にカナダを感じました。 | |
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フラッド等 アンドリュー・ヴァクス |
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フラッド,赤毛のストレーガ,ブルー・ベル,ハード・キャンディ,ブロッサム,サクリファイス,凶手,ゼロの誘い,セーフハウス,クリスタル,グッド・パンジイ |
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ミス・メルヴィルの後悔 イーヴリン・E・スミス |
早川書房 1989 |
ザン・メルヴィル 画家 |
名家の生まれですが 今は売れない画家で時々パーティーもぐりで憂さを晴らす中年女性。 一度は自殺を決意するも 何故か殺し屋に転身。 いきなり某国大使を鮮やかに仕留め あとは悪徳不動産屋(殺し屋になるきっかけ)に新興宗教の教祖に渡辺某のような作家に残間某か中瀬某のような女性編集者などなど次々と。 シリーズの第一作から読み始めるのは久しぶり。 果たして続けて読むのでしょうか? | |
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グリーン家殺人事件等 ヴァン・ダイン |
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グリーン家殺人事件,僧正殺人事件,ベンスン殺人事件,カナリヤ殺人事件 |
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ホッグ連続殺人 ウィリアム・L・デアンドリア |
早川書房 1981 |
ベイネデイッティ 教授 |
HOGと名乗る人物による連続殺人 まるで事故死と思えるような巧妙な手口 殺人鬼の正体は・・・ |
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暁の死線 ウィリアム・アイリッシュ |
東京創元社 1969 |
ブリッキー・コールマン ダンサー |
勤めるダンスホールで出会った青年は同郷人。 彼はふとしたことから盗みを働き 殺人現場に居合わせることに。 故郷へ帰るきっかけを求めていた二人は身の潔白を証明し 五時間後の朝6時発の列車に乗ることを誓います。 無理やりの残り5時間ですが 筆力に圧倒され一気に読了。 |
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暗闇へのワルツ ウイリアム・アイリッシュ |
早川書房 1976 |
ルイス・デュランド 商社経営 |
やさしすぎる男のの婚約者に成りすました悪女 それにしても この男にはいらいらさせられます 最後がくさいが泣かせる |
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幻の女 ウイリアム・アイリッシュ |
早川書房 1979 |
スコット・ヘンダーソン 株ブローカー |
妻殺しで死刑判決を受けた男 その親友がアリバイ証人の女性を捜し求める 死刑執行当日までの緊迫感で一気に読んでしまいました |
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誘惑の巣 ウィリアム・ヘファナン |
早川書房 1997 |
ポール・デヴリン ニューヨーク市長直属の警視 |
市長直属ということで 警察内部でも結構難しい立場の様子。 上院議員を父に持つ警部が惨殺され デヴリンが捜査を担当する事に。 国連の外郭団体が運営していたクラブが関係。 筋立てもしっかりしていて一気に読了。 ただ主人公はじめ登場人物や街の描写などに惹き込まれるまでには至らず もう一冊位読むまで評価は留保か。 |
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ボストン、沈黙の街 ウィリアム・ランデイ |
早川書房 2003 |
ベン・トルーマン 警察署長 |
母の介護のため田舎に帰ってきた主人公。 ある日 宿泊ロッジのパトロール中に地方検事補の死体を発見。 そしてボストンのギャングのボスが捜査線上に。 ボストンの裏町や家族の絆は興味深かったものの 主人公に共感と言うわけにはいきませんね。 むしろボスや元刑事がお気に入り。 過去の出来事はじめ構成がしっかりしていて一気に読了。 |
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殺人詩編 ウィル・ハリス |
早川書房 1985 |
クリフ・ダンバー 大学教授 |
図書館員が寄贈された稀覯本を抱え 自宅で殺されていました そして友人の主人公は本の真贋を含め捜査に着手します 英文学教授でベトナムの英雄でお金持ちの主人公 紙の質や活字など本に関する薀蓄が面白かった |
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二日酔いのバラード ウォーレン・マーフィー |
早川書房 1985 |
トレース 保険調査員 |
療養所で死亡した男の保険受取人の名義がその病院院長に変更されていた 保険会社社長の友人も入院しておりトレースに白羽の矢が チコが冴えています |
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仮面のディスコテーク ウォーレン・マーフィー |
早川書房 1986 |
デヴリン・トレーシー(トレース) 保険調査員 |
NYでナイトクラブを営む男の息子がニクソンのゴムマスクを被った状態で射殺されていました。 はじめは調査を渋るトレースですが 苦手の母親がトレースの根城であるラスベガスへ向かっているとのことで NYへ一時退避との目算もあり 一転調査を受託。 お父さんとチコが大活躍。 | |
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豚は太るか死ぬしかない ウォーレン・マーフィー |
早川書房 1987 |
トレース 保険調査員 |
20万ドルの生命保険に入った40代なかばの不動産屋が蒸発。 ただ 妻は警察沙汰になることを嫌い トレースにお鉢が回ってきた次第。 テンポと乗りが身上のトレースの調査。 我が国の高齢者の所在調査は 切れ味鋭いチコさんにお願いしたほうが良いかも。 チコさんの母ノブコさんが登場。 |
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ブルー・ドレスの女 ウォルター・モズリイ |
早川書房 1993 |
イージー・ローリング 黒人探偵 |
1948年という時代設定がみごと |
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赤い罠 ウォルター・モズリイ |
早川書房 1996 |
イージー・ローリンズ 私立探偵 |
イージーの隠し財産が国税庁に露見 赤狩り旋風のなか FBI囮捜査を引き受ける羽目に そんな中で下宿人や牧師殺害の嫌疑が 彼にかかります マウスとの緊張感溢れる友人関係が好きです |
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アイリッシュの誇り エド・ディー |
東京創元社 1999 |
アンソニー・ライアン 組織犯罪部情報課刑事 |
魚市場で張り込み中の主人公と相棒は 男たちが白いドラム缶を川に捨てているのを目撃。 翌日水底を探ったところ 別の失踪していた悪徳警官の白骨死体の入ったゴミバケツが。 マフィアと警察組織を巻き込んだ事件に発展。 相棒の方が生粋のアイリッシュという設定。 舞台はNYですが 殺伐とした感じはせず ある種の哀感が漂います。 |
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警官嫌い エド・マクべイン |
早川書房 1976 |
スティーヴ・キャレラ 87分署刑事 |
私服警官が次々に3人殺される 動機は何か 会話が多く警察官の日常が垣間見られる キャレラ テディと結婚 |
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凍った街 エド・マクベイン |
早川書房 1991 |
スティーヴ・キャレラ 87分署刑事 |
同じ拳銃で麻薬の売人 ダンサーが射殺 その関連性を調べる刑事達 脇役ブラザー・アンソニーとエマが好い味を出しています |
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晩課 エド・マクベイン |
早川書房 1997 |
スティーブ・キャレラ 87分署の二級刑事 |
90年代に入った87分署。神父が教会の庭で刺し殺された事件。麻薬の密売をする少年達に悪魔崇拝のカルト教団 そして寄付を巡る住民と神父の軋轢。 90年代ですね... ウィリス刑事の恋人を巡るトラブルが興味深い。 |
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ドック・イート・ドック エドワード・バンカー |
早川書房 1997 |
トロイ・キャメロン 元受刑者 |
犯罪者トリオが主役 友達は選ぼう 元犯罪者の作者の描く犯罪者の心理が真実味があり ちょっと怖い |
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ストレートタイム エドワード・バンカー |
角川書店 1998 |
マックス・デンボー 前科者 |
8年の刑をつとめあげ更正を誓うが 挫折し 吹っ切れたように犯罪を重ねる主人公 恋人や仲間を冷徹に切捨て 生き残りを図る ただ 根底に愛があるところが新鮮 著者は元犯罪者で"こんな風にうまくいけばなあ"という願望が見え隠れするのがちょっと怖い ドック・イート・ドックの作者 |
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サム・ホーソーンの事件簿等 エドワード・D・ホック |
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サム・ホーソーンの事件簿T,サム・ホーソーンの事件簿U,怪盗ニック登場,サム・ホーソーンの事件簿V,サム・ホーソーンの事件簿W,サム・ホーソンの事件簿X |
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Yの悲劇 エラリー・クイーン |
東京創元社 1959 |
ドルリー・レーン 元俳優 |
探偵小説の原稿通りに殺人が進行 密室に毒殺に怪しげな一族 当時としては意外な犯人に Xの悲劇同様驚きました 97年不幸な復活 |
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Xの悲劇 エラリー・クイーン |
東京創元社 1960 |
ドルリー・レーン 元俳優 |
南米の鉱山に起因した復讐劇 ニコチンを用いた毒殺が見事 ダイイング・メッセージも登場 意外な犯人像に Yの悲劇 同様驚きました |
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Zの悲劇 エラリー・クイーン |
角川書店 1965 |
ドルリー・レーン 元俳優 |
死刑囚もの 幻の女の叙情性緊迫感はありませんが やはり意外な犯人像が レーンの衰えの一方で 女性の語り部が良い |
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血ぬられた愛情等 エリザベス・ジョージ |
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血ぬられた愛情,ふさわしき復讐,エレナのために,大いなる救い,消された子供 |
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ラブラバ エルモア・レナード |
早川書房 1988 |
ジョー・ラブラバ カメラマン |
元映画女優とそれをとりまく ノーブルズやクンドーなど悪役が憎めない ラブラバは元国税庁査察官で元シークレットサービスで元囮捜査官だそうです |
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アウト・オブ・サイト エルモア・レナード |
角川書店 2002 |
キャレン・シスコー 連邦執行官 |
主人公は脱獄現場に遭遇し 中々魅力的な主犯の男と車のトランク内でしばらく過ごすはめに。 そして首尾良く逃げおおせた彼を追う立場になりますが... かなりお手軽な設定ですが 楽しく読むことができました。 達者ですね。 |
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カ行 |
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愚者の群れ ガー・アンソニー・ヘイウッド |
早川書房 2001 |
アーロン・ガナー 私立探偵 |
全米一のカリスマ・ラッパーが自殺? 彼に群がる親族や大物プロデューサーにライヴァルに女性陣と日本の芸能界とそう変りはなさそうですね。 ただ銃やHIV陽性をいとも安易に道具だてとして登場させるところが米国らしい... |
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ロックンロール・ウイドー カール・ハイアセン |
文藝春秋 2004 |
ジャック・タガー ユニオン・レジスター社死亡欄担当者 |
敏腕記者の主人公は マードックのようなメディア王に楯突き 今は死亡欄担当に甘んじています。 そんな時 元ロック歌手の変死事件に遭遇 思わぬ展開に。 林家ペーさんの誕生日とは逆に 仕事柄 有名人の享年に妙に詳しく 随所に登場するので実に可笑しい。 因みに長生きの有名人は 92才のケ小平、クローデット・コルベール、アルジャー・ヒスたち。 | |
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復讐はお好き? カール・ハイアセン |
文藝春秋 2007 |
ジョーイ・ペローネ 夫に殺されかけた女 |
豪華客船でのクルージング中 夫に海へ投げ込まれます。 泳ぎの達者な彼女は 鮫に襲われることもなく ある島で一人暮らしをしている男性に助けられます。 生きていることをしばらくの間内緒にしておいて 夫に復讐を誓います。 それにしてもなぜ夫が殺そうとしたのかが 彼女には分かりません。 羽賀くんの事件の後だったので 夫と羽賀くんがつい重なってしまいました。 主人公とアンナは重なりません。 念のため... | |
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迷惑なんだけど?
カール・ハイアセン |
文藝春秋 2009 |
ハニー・サンタナ シングルマザー |
蓮舫さんのように正義感が強く攻撃的な主人公。 電話セールスの男の「ふざけるな、この腐れマンコ!」という捨て台詞に激しく反応。 宅八郎さんを上回る周到なお仕置き・復讐を計画 無人島におびき寄せることに。 ところが月亭可朝さんのようなストーカーやアンナ・ニコル・スミスより実社会に適応力のあるセールスマンの愛人に知念功さんや知花昌一さんのような活動家ではないが 島に潜伏中のネイティブ・アメリカンなど個性的な人々が次々登場して大混乱。 あっという間に読了。 | |
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KIZU -傷- ギリアン・フリン |
早川書房 2007 |
カミル・ブリーカー シカゴ・デイリー・ポスト紙記者 |
妹の死を遠因に母と疎遠になった主人公が 少女の連続殺人事件の取材で故郷へ。 より過激な自傷行為を扱った「金原ひとみ / 蛇にピアス」は大丈夫なのに こちらの描写にはちょっと付いていけないものが其処彼処に。 国民性の違いか 登場人物の中で共感できる人が少ないためか。 その分 物語の展開自体を楽しむことが出来ましたが... | |
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フィラデルフィアで殺されて ギリアン・ロバーツ |
早川書房 1997 |
アマンダ・ペッパー 英語教師 |
突然押しかけたきた友人が殺され 嫌疑がアマンダに 捜査を担当する刑事との仲も興味津々 女性らしさが逆に新鮮 |
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8(エイト) キャサリン・ネビル |
文芸春秋 1998 |
キャサリン・ヴェリス コンピューターの専門家 |
チェスを軸にフランス革命と現代を結ぶ スケールが大きいだけに 最後の謎解きに不安を感じましたが 8の謎もそれなりに楽しめました |
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クリスマスに少女は還る等 キャロル・オコンネル |
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クリスマスに少女は還る,氷の天使,アマンダの影,死のオブジェ,天使の帰郷 |
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スイート・ホーム殺人事件等 クレイグ・ライス |
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スイート・ホーム殺人事件,大はずれ殺人事件,大あたり殺人事件,第四の郵便配達夫,死体は散歩する,時計は三時に止まる,マローン殺し,マローン御難 |
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喪服のランデヴー コーネル・ウールリッチ |
早川書房 1976 |
ジョニー・マー 恋に狂った青年 |
飛行機から不用意に捨てられた壜で恋人を失った青年の復讐 黒衣の花嫁の男性版か 切々たる文章はさらに過剰なのに それ程感情移入できぬのは 私が男だから逆に醒めた目で見てしまうからか それとも単に黒衣の花嫁を先に読んだためか |
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黒衣の花嫁 コーネル・ウールリッチ |
早川書房 1983 |
ジュリー 謎の女 |
正体不明の謎の美女により一見無関係の男達が殺されていきます その共通点には意外な事実が モーツァルトの旋律が合う |
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サ行 |
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雨のやまない夜 サム・リーヴズ |
早川書房 1994 |
クーパー・マクリーシュ タクシー運転手 |
ヴェトナム帰りのタクシードライバー 恋人ダイアナの昔の友人が登場 私はダイアナを許しません |
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過ぎゆく夏の別れ サム・リーヴズ |
早川書房 1996 |
クーパー・マクリーシュ 元タクシー運転手 |
クーパー君 不動産業者の運転手になりダイアナとも結婚 ダイアナのおかげで生活安定のはずが 邦題が好き |
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サマータイム・ブルース等 サラ・パレツキー |
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サマータイム・ブルース,レイクサイド・ストーリー,センチメンタル・シカゴ,レディ・ハートブレイク,ダウンタウン・シスター,バーニング・シーズン,ガーディアン・エンジェル,ブラック・リスト,ミッドナイト・ララバイ |
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ママのクリスマス ジェームズ・ヤッフェ |
東京創元社 1997 |
ママ ユダヤの未亡人 |
隣人の迷惑も顧みずキリストの栄光眩き使徒教会がクリスマスを前に深夜まで大騒ぎ そうこうするうちに牧師が殺されユダヤ系の東部の大学に通う隣人の息子に容疑がかかります 今回もママは探り当てた真相を 自分の胸に秘めておくことに |
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ママ、手紙を書く ジェームス・ヤッフェ |
東京創元社 1997 |
ママ ユダヤの未亡人 |
ママ ブロンクスから片田舎へ 田舎は大嫌いかと思ったが 持ち前の社交性を発揮 |
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ママ、嘘を見抜く ジェームズ・ヤッフェ |
東京創元社 2000 |
ママ 未亡人 |
ロッキー山脈の山裾「メサグランデ市」で地方検事選挙が。再選を目指す現職は 事件も殆ど部下任せでいつも二日酔い。対立候補は優秀で颯爽とした女性弁護士で 今度殺人事件が起きたら法廷で対決しようと現職を挑発。そしてもちろん殺人事件が発生。ところでママはどちらに投票するのでしょう? |
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ホプキンズの夜等 ジェイムス・エルロイ |
血まみれの月,自殺の丘,ホプキンズの夜,ブラック・ダリア,LAコンフィデンシャル,キラー・オン・ザ・ロード |
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無頼の掟 ジェイムズ・カルロス・ブレイク |
文藝春秋 2005 |
通称ソニー 強盗・脱獄犯 |
双子の叔父との銀行強盗に失敗し捕まった主人公は 看守を殺してしまい 結局30年の刑に。 そして脱獄に成功しましたが 看守の父親が執拗に彼を追います。 この復讐の鬼と化した父親(凄腕の刑事)がなかなか凄みがあります。 スティーヴン・ハンターの「ダーティホワイトボーイズ」やジョージ・P・ペレケーノスの「俺たちの日」を思い出しました。 好きです。 |
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荒ぶる血 ジェイムズ・カルロス・ブレイク |
文藝春秋 2006 |
ジミー・ヤングブラッド 殺し屋 |
その生い立ちから銃の扱いに天賦の才能を示す主人公。 独立記念日の催事における諍いで人を殺し故郷を去り 今はテキサス州ガルヴェストン郡の大物ギャングの下に。 そしてメキシコの大農場主から逃れてきた女性に恋心を。 農場主の放った追っ手がひたひたと迫っている重苦しい緊迫感が好きです。 また仲間の2人との交歓場面が 実に好い雰囲気を醸し出しています。 | |
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さらば甘き口づけ等 ジェイムズ・クラムリー |
さらば甘き口づけ,酔いどれの誇り,友よ、戦いの果てに,ファイナル・カントリー |
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聞いてないとは言わせない
ジェイムズ・リーズナー |
早川書房 2008 |
トビー・マッコイ 青年 |
帯には「150分間一気読み! 大地と砂塵を血に染めて突っ走るノンストップ・ハイパー・ノワール」とのことで 私も一気呵成に読了するはずでしたが... いきなり「ダチョウ倶楽部」のようなタイトル「聞いて(い)ない」の「い抜き言葉」に引っ掛かってしまいました。 まあ物語の進行速度を考えれば「い抜き言葉」は当然とも思われるのですが 会話のところどころに「間違っている」とか「見ていれば」など「い」が入るのが 逆に気になってしまいました。 | |
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市民ヴィンス ジェス・ウォルター |
早川書房 2006 |
ヴィンス・キャムデン ドーナツ屋 |
証人保護プログラムで 生まれ育ったニューヨークを去り 今はワシントン州スポーケンでドーナツ屋の雇われ店長をする主人公。 悪の道から完全に足を洗うことができずに カード賭博にクレジットカード詐欺とマリファナ密売で小遣い稼ぎ。 そんな平穏で怠惰な日々を過ごしていたところ 突然殺し屋が登場。 なぜか正面突破を思い立ち 自分が売ったマフィアのボスと話をつけるためにニューヨークへ舞い戻ることに。殺し屋 娼婦 州議会議員立候補者 新米刑事と中々魅力的な脇役陣。 | |
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図書館の死体 ジェフ・アボット |
早川書房 1997 |
ジョーダン・ポティート ミラボー図書館の館長 |
母の介護のため故郷に帰った主人公が殺人容疑をかけられ真犯人を探す 狂信者で恐喝者の被害者がちょっと可哀相 主人公一族の秘密やテキサスの田舎町の情景が加わり最後まで楽しめました |
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図書館の美女 ジェフ・アボット |
早川書房 1998 |
ジョーダン・ポティート ミラボー図書館の館長 |
連続爆破事件 開発計画と環境保護運動に加え 昔の恋人出現と主人公を取り巻く環境は騒然 更に昔の恋人の上司が殺され またもや犯人探しに乗り出す羽目に 新旧恋人間で揺れ動く主人公が正直で良い |
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図書館の親子 ジェフ・アボット |
早川書房 1999 |
ジョーダン・ポティート ミラボー図書館の館長 |
ジョーダンの幼馴染で実姉の元夫が ミラボーへ舞い戻ってきました。姉は息子には会わせないと大憤慨で 大立ち回りを演じます。そして翌日ジョーダンと息子が死に際の彼に遭遇 姉に容疑が。それにしても ミラボーは犯罪多発地帯なのに長閑。ポティート一族はトラブル続きなのに前向き。 |
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悪魔の涙等 ジェフリー・ディーヴァ− |
悪魔の涙,静寂の叫び,死の教訓,青い虚空,ボーン・コレクター,コフィン・ダンサー,獣たちの庭園,クリスマス・プレゼント,魔術師,12番目のカード |
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おれの中の殺し屋 ジム・トンプスン |
扶桑社 2005 |
ルー・フォード テキサス州セントラルシティの保安官助手 |
傍目には人畜無害の田舎のおまわりさんですが 途方もない暴力衝動を内に秘めていました。 ある時 その衝動が一気に爆発。 幼年期に受けた心の傷などという説明がほとんどなく いきなりの暴力が小気味良いほど。 この作品が書かれた1952年には許容範囲を逸脱していたのではと邪推も。 他の作品も読みたくなりました。 | |
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百番目の男 ジャック・カーリイ |
文藝春秋 2005 |
カーソン・ライダー モビール市警察本部刑事 |
主人公は精神病理・社会病理捜査班に所属し 主に異常犯罪を担当。 そして今回は死体に謎の文字を記す連続殺人犯を追うことに。 この犯人には「レッド・ドラゴン」のダラハイド氏や「羊たちの沈黙」のバッファロービル氏程度の嫌悪感を感じましたが レクター博士ほどの存在感はありません... そして 主人公には過去にクラリス以上の心の傷。 ただ感情移入はできません。 | |
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デス・コレクターズ ジャック・カーリイ |
文藝春秋 2006 |
カーソン・ライダー モビール市警察本部刑事 |
市長から今年の最優秀刑事に選ばれた精神病理・社会病理チームの主人公と相棒のハリー。 早速 蝋燭と花で飾られた殺人事件の捜査を担当。 何やら30年前に死んだ連続殺人犯の画家の影が。 かつて白夜書房から出版されていた鬼畜系雑誌「ビリー」を彷彿とさせる凶悪犯縁の品の収集家に関係があるようです。 そこかしこに仕掛けられた趣向に仰天。 好き嫌いは別としても Lady Gagaのような新感覚です。 | |
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私が愛したリボルバー ジャネット・イヴァノヴィッチ |
扶桑社 1996 |
ステファニー・プラム 逃亡者逮捕請負人 |
30才で独身(離婚1回) 勤め先の会社の買収で職を失った女性が賞金稼ぎに。 初仕事は 昔何やら関係のあった元警官を追うというもの。 色恋沙汰が加味されていて 気楽に読めました。 所謂3Fものとは一線を画す 昔ながらの女性探偵もので そこが逆に新鮮で 我ながらちょっと変な読了感。 |
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丘をさまよう女 シャーリン・マクラム |
早川書房 1996 |
マーサ・エアーズ ウェイク郡保安官助手・通信係 |
人殺しで無期懲役刑の囚人(63歳)が脱獄し 山を超え故郷を目指す。 そしてラジオのDJが興味を示し番組で取り上げることに。 一方 200年前先住民族にさらわれたが 逃げ出して故郷へたどり着いた女性について研究している民族歴史学者も その足跡を辿るために山へ。 さらに脱獄囚の別れた妻なども加わり 山中が輻輳しますが 適切な時制・人物描写などから 場面転換に戸惑うこともなく一気に読了。 | |
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毒薬の小壜 シャーロット・アームストロング |
早川書房 1977 |
ケネス・ギブソン 詩の教師 |
初老の学校教師の主人公は 奥さんが若いことと事故で足を痛めたことを除けば ごく普通の生活を営む思いやりのある好人物。 そんな彼が若い妻のことを慮るあまり毒薬で自殺を企てますが 肝心の毒薬を紛失。 他人に危害が及ぶことを心配した彼は毒薬探しに。 途中で出会う人も皆良い人なのですが 妹さんだけが独善的な悪役。 でもこの人だけが普通の人のような気もします。 |
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サムシング・ブルー シャーロット・アームストロング |
東京創元社 1998 |
ジョニー・シムズ 生物学の教師 |
娘の財産目当てに結婚を画策する男は その母親を殺し父親に罪をなすりつけた極悪人。 娘の元恋人と娘の従姉妹が必死で正体を暴き 結婚を思いとどまらせようとしますが... どうにも娘にイライラさせられました。 作者の術中に嵌ったというところでしょうか。 |
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蹄鉄ころんだ等 シャーロット・マクラウド |
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蹄鉄ころんだ,猫が死体を連れてきた,納骨堂の奥に,下宿人が死んでいく,盗まれた御殿,オオブタクサの呪い,ビルバオの鏡,消えた鱈,フクロウが多すぎる,唄う海賊団,リサイクルされた市民,水のなかの何か,復活の人 |
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テキサス・ナイトランナーズ ジョー・R・ランズデール |
文藝春秋 2002 |
ブライアン・ブラックウッド 不良少年 |
高校の教師に暴行し逮捕された不良少年が自殺。 そして友人のブライアンに乗り移って 静養中の教師夫妻に復讐を目論むという荒唐無稽なお話。 超高速のパルプ・ノワールとのフレコミですが 如何にも80年代のスピード感という感じがします。 当時読めば また印象も異なるのでしょうが… |
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ボトムズ ジョー・R・ランズデール |
早川書房 2005 |
ハリー 11歳の少年 |
1930年代の出来事の回想という形式。 テキサス東部の連続殺人事件。理髪店主兼治安官の父の不注意もあり ひっそりと暮らす黒人がスケープゴートに。 自信を失った父に代わり 真犯人を突き止めようとする主人公の少年。 何やらロバート・R・マキャモンの「少年時代」を連想しましたが こちらは公民権運動以前のより緊迫した社会状況が背景に。 |
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俺たちの日等 ジョージ・P・ペレケーノス |
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硝煙に消える,俺たちの日,友と別れた冬,愚か者の誇り,明日への契り,生への帰還,曇りなき正義,野獣よ牙を研げ,終わりなき孤独,魂よ眠れ,ドラマ・シティ |
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夜の片隅で ジョン・モーガン・ウィルスン |
早川書房 2002 |
ベンジャミン・ジャスティス 元新聞記者 |
ピューリッツァー賞を受賞したものの 後に捏造が発覚し記者生命を絶たれた主人公。 そして当時迷惑をかけてしまった元上司から 資産家の息子がゲイバーの外で殺害された事件の取材依頼が。 主人公もゲイです。男同士の愛の形に少し飛ばし読み... |
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依頼人 ジョン・グリシャム |
新潮社 1993 |
マーク・スウェイ 少年 |
重要証人としてマフィアに追われる少年と女性弁護士 行きぬく知恵を持つ少年が眩しい 証人保護プログラムが興味深い |
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死の蔵書 ジョン・ダニング |
早川書房 1996 |
クリフ・ジェーンウェイ 巡査部長 |
作家の批評が面白い |
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幻の特装本 ジョン・ダニング |
早川書房 1997 |
クリフ・ジェーンウェイ 古書店経営 |
稀覯本を盗んだとされる女性を追う 私は文庫本ばかりですから |
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川は静かに流れ
ジョン・ハート |
早川書房 2009 |
アダム・チェイス 主人公 |
義理の母の証言により殺人容疑を。 無罪とはなったが周囲の目と家族内の亀裂から故郷を去ることに。 そして親友からの電話をきっかけに 5年ぶりに故郷へ。 直後に幼馴染の女性が暴行を受け 肝心の親友も行方知れず。 そして実の母親の自殺といった家族間の問題に「八ッ場ダム」のような原発誘致問題が加わります。 出奔した故郷へ戻る形は「凍てついた墓碑銘」「ミスティック・リバー」「KIZU -傷-」など見慣れた手法ながら一気に読了。 日本に例えると 山崎豊子の一連の小説か? こちらは読んだことはありませんが... | |
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ラスト・チャイルド
ジョン・ハート |
早川書房 2010 |
ジョニー・メリモン 13歳の少年 |
主人公の少年の妹が誘拐され 父は失踪 母は酒浸りと絵に書いたような家庭崩壊。 そして「酒井法子」「後藤真希」「安室奈美恵」「観月ありさ」「安達祐実」並に辛酸を嘗め 妙に大人びた少年は妹の行方を捜索。 事件現場周辺を徘徊する脱獄囚や捜査を担当する熱心な刑事。 その上 親友の父親も刑事という設定で 「片平なぎさ」や「山村紅葉」出演のTVドラマ同様 顔ぶれで大体の筋書きは予想がつくのですが それでも一気に読ませる筆力には脱帽。 | |
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ゴミと罰等 ジル・チャーチル |
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ゴミと罰,毛糸よさらば,死の拙文,クラスの動物園,忘れじの包丁,地上より賭場に,風の向くまま,夜の静寂に,飛ぶのがフライ |
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アリバイのA等 スー・グラフトン |
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アリバイのA,泥棒のB,死体のC,欺しのD,証拠のE,逃亡者のF,探偵のG,殺人のH,無実のI,裁きのJ,無法のL,悪意のM,縛り首のN,アウトローのO,危険のP,獲物のQ,ロマンスのR |
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相棒は女刑事 スーザン・ウルフ |
早川書房 1992 |
ハワード・リコーバー 見習い弁護士 |
頼りない男としっかりものの女刑事 |
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シンプル・プラン スコット・スミス |
扶桑社 1994 |
ハンク・ミッチェル 飼料店アシスタント・マネージャー |
主人公と兄とその友人の3人が 両親の墓参りの途中で 墜落した飛行機を発見 そこで440万ドルを発見し 暫く隠し持ち ほとぼりが冷めた頃 自分たちのものにする計画を立てるが… ごく普通の人々がとんでもない犯罪にかかわっていく過程が怖い 主人公の奥さんが悪魔的魅力を漂わせます |
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推定無罪 スコット・トゥロー |
文藝春秋 1991 |
ラスティ 主席検事補 |
検事さんが同僚女性の殺害容疑で捕まります 法廷内外の駆け引きが見事 最後にお約束のどんでん返しも サンディとリップに注目 |
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立証責任 スコット・トゥロー |
文藝春秋 1995 |
サンディ 弁護士 |
奥さんは自殺するし義弟と娘婿は先物取引疑惑の渦中に お父さんは大変 |
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警察署長 スチュアート・ウッズ |
早川書房 1987 |
ビリー・リー 副知事 |
40年以上にわたる連続殺人事件を軸に 3代の警察署長を中心に社会の変遷を描いています 私はフォクシーのファンです |
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光の闇を越えて スティーヴ・ハミルトン |
早川書房 2000 |
アレックス・マクナイト 私立探偵 |
警官時代にある男を職務質問したところ その男が逆上 同僚は射殺され自らも負傷。 その時の銃弾が いまだに胸に残っている主人公。 そしてその一件から14年後 服役中のはずのその男が 主人公の周りで殺人を。 主人公と友人の関係 さらにその妻との不倫関係がちょっと鬱陶しく感じました。 主人公という言葉を三回も使ってしまいました。 私としては 共感は覚えないが 気になる存在ということか。 |
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ダーティホワイトボーイズ等 スティーヴン・ハンター |
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ダーティホワイトボーイズ,ブラックライト,極大射程,狩りのとき,さらば、カタロニア戦線,魔弾,悪徳の都,四十七人目の男,黄昏の狙撃手 |
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確信犯 スティーヴン・ホーン |
早川書房 2001 |
フランク・オコーネル 弁護士 |
社交界の花形女性が 父を自殺に追いやった元商務長官を射殺。 そして生活面で色々問題を抱える主人公がその弁護を担当。 父親が昔開発した兵器など 意外な展開が。 ちょっと前なら弁護士物には辟易していたかもしれませんが 久し振りだったので一気に読了。 |
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フリッカー、あるいは映画の魔 セオドア・ローザック |
文藝春秋 1999 |
ジョニー(ジョン)・ゲイツ UCLA映画学科の教授 |
以前何回か読みかけて挫折した作品。今回の黄金週間でやっと読了ということに。映画青年がある映画監督に惹かれ大学教授にまでなり さらにその真髄に迫ろうとしますが...映像描写にB級もの映画の「食人族」や「ナチ女収容所」が 後半の音響効果にDisorderやChaos UKなどが それぞれ頭に浮かび それを打ち消すので大変でした。その辺りも 今まで途中で頓挫した要因か |
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タ行 |
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ビッグ・タウン ダグ・J・スワンソン |
早川書房 2001 |
ジャック・フリッポ 調査員 元検事補 |
主人公は 麻薬の元締めの奥さんとの不倫が原因で検事補を辞めざるを得なかったようです。 他にも潔癖症なのに始終暴力沙汰を引き起こし 細菌感染を心配している男など多士済々。 倫理観が欠如しているため 明るい楽しい作品に。 チャーム・シティ(リップマン著)はボルチモアで ビッグ・タウンはダラス。 多分暫く経てば 私は混同してしまうと思います。 |
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マルタの鷹 ダシール・ハメット |
東京創元社 1961 |
サミュエル・スペード 私立探偵 |
何十年振りの再読でしょうか。 話の筋はまったく覚えておりませんでした。何といっても サム・スペードの一挙手一投足に注目していたため 肝心の話には興味を惹かれなかったという事でしょう。 それは今回も一緒でした。 |
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赤い収穫 ダシール・ハメット |
早川書房 1989 |
私 調査員 |
鉱山町の実力者の共倒れを画策 呆気ないくらいテキパキと事が運ぶ |
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ダ・ヴィンチ・コード ダン・ブラウン |
角川書店 2006 |
ロバート・ラングドン ハーヴァード大学教授 宗教象徴学専門 |
ルーヴル美術館の館長が殺されます。館長の孫である暗号解読官と宗教絵画の権威である主人公の2人で 館長が死の直前に残したメッセージを解読していくことに。歴史もの・暗号もの・逃亡もの・陰謀もの・旅ものなどなど 娯楽要素が盛り沢山の内容で一気に読了。私は結局「ハンニバル」の映画を公開時には見ませんでしたが 今回はどうでしょう。 | |
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危険なやつら チャールス・ウィルフォード |
扶桑社 1996 |
ラリー・ドルマン 警備会社主任 |
ごく普通の生活を営む4人の仲間が軽い乗りで犯罪という意識もなく犯罪を 感性のみで疾走 まあ いいか の世界 |
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ブラッド・キング ティム・ウィロックス |
角川書店 1996 |
グライムズ 精神科医 |
悪徳警官の知る秘密とは すさまじい愛憎劇 ジェファーソンやフレチェットなど登場人物が男っぽくて好き |
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グリーンリバー・ライジング ティム・ウィロックス |
角川書店 1997 |
レイ・クライン 服役囚 |
刑務所の暴動 恋人に強姦罪で訴えられ服役 仮釈放間近の医師中心に 無秩序閉鎖空間を活写 へクター アボット他登場人物に注目 |
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白い殺意 デイナ・スタベノウ |
早川書房 1995 |
ケイト・シュガック 地方検事局元捜査官 |
国立公園レンジャーと検事局捜査官が相次いで失踪 自然保護 資源開発の軋轢が背景に アラスカの情景が浮かび 故星野氏を思い出した |
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狩人の夜 デイヴィス・グラッブ |
東京創元社 2002 |
ハリー・パウエル 伝道師 |
ある男が強盗殺人で死刑になりましたが 奪ったお金の行方は謎のままに。そのお金を狙う刺青の伝道師が 在り処を知っていると思われる男の家族の許に現れます。本当は付け狙われる9才の息子が主人公だと思いますが 悪役好きの私はついつい追い詰める方の立場で読む形に... 結局 目の前でお父さんが逮捕されるところから始まる少年の恐怖感を共有するには 年を取りすぎてしまったようです。 |
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殺人容疑 デイヴィット・グターソン |
講談社 1996 |
イシュマエル・チェンバース 新聞記者 |
第二次大戦直後 漁師の変死を巡り 日系人に嫌疑が 独逸系の死んだ漁師の母親に日系人差別を象徴させる狡さが 日本人の私にはちょっと気になる |
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ツイン・シティに死す デイヴィット・ハウスライト |
早川書房 1996 |
ホランド・テイラー 私立探偵 |
主人公の妻と娘を轢き殺した男が殺害され 彼が疑われます。 動機付けに些か無理がありますが とにかく独自に捜査をする中で 美貌の州知事候補の周辺とかかわりを持ち 事件に捲込まれて行きます。 90年代のハードボイルドとなるのか・・・ |
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嘘、そして沈黙 デイヴィット・マーティン |
扶桑社 1992 |
テディ・キャメル 刑事 |
異常者がある夫婦を襲い主人を惨殺 だが妻は自殺だと言い張る そこで人間嘘発見器登場 どろどろの人間関係が日本人好み |
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誰かが泣いている デイヴィット・マーティン |
扶桑社 1993 |
ジョン・ライアン 失職したニュースキャスター |
花形ニュースキャスターだった主人公が 幼児虐待のニュースを伝えているうち感情を押さえきれず 有働アナのように泣き出してしまいました。そして失職した彼の前に老婆が現れ 赤ん坊を次々殺害してるある医師を告発して欲しいと懇願。お医者さんが ハンニバルの会社経営者並に気持ち悪かったです。 |
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過去、そして惨劇の始まり デイヴィット・マーティン |
扶桑社 1997 |
テディ・キャメル 元刑事の私立探偵 |
人間嘘発見器です。 小さい頃から知っている何やら関係もあった女性から 夫が犯罪に捲込まれているかもしれないので助けて欲しいとの依頼。 話自体は 一族の裏切りから犯人に仕立てられた男の猛烈な復讐劇。 凄惨で執拗な殺戮描写は好みではないのですが キャメルはなかなか魅力的 |
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紙の迷宮 デイヴィッド・リス |
早川書房 2001 |
ベンジャミン・ウィーヴァー 元ボクサー 調査員 |
破産して自殺したと思っていた主人公の父が 債権偽造疑惑を追及する中で殺されたのではという疑いが。 18世紀初めのロンドンが舞台ですが エンロンやワールド・コムを思い浮かべました。 父との確執などの描写が 中途半端な印象がありましたが 時節柄面白く読ませてもらいました。 |
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囚人同盟 デニス・リーマン |
光文社 1998 |
マザー 謎の服役囚 |
典型的犯罪者達が主人公の薫陶を受け あるプロジェクトに参画する中で生まれ変わる 作者は現役服役囚 日本で言えば安部さんや見沢さんか 刑務所所長一族と取り巻きに対する主人公のお仕置きが筋書き通りあっけなく成功 ハッピーエンドが逆に気持ち良い |
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ミスティック・リバー デニス・ルへイン |
早川書房 2003 |
ショーン・ディヴァイン 州警察の刑事 |
少年時代 境遇こそ違うもののそれなりに友情を培ってきた三人組。 そしてある不幸な出来事で 交友関係は終ったかに見えましたが 25年後 再び不幸な出来事により三人は出会うことに。 米国らしい力による正義感が漂い ちょっとやりきれない読後感が... |
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シャッター・アイランド デニス・ルヘイン |
早川書房 2006 |
テディ・ダニエルズ 連邦保安官 |
単行本では最終章が「袋とじ」になっているそうな。 ということでどのような劇的な結末なのかに興味が向きがちに。 我々の年代は週刊誌などの「袋とじ」に何度も期待を裏切られているのですが 懲りないと言うべきか あまり学習効果はなかったようですね。 離れ小島の精神を患った犯罪者の病院から姿を消した患者を探す主人公という設定ですが... | |
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輝ける日々へ テレンス・ファハティ |
早川書店 1999 |
スコット・エリオット ハリウッド警備保障の警備員 |
ダニエル スティールの「輝ける日々」が少し頭にあったようですね。 間違えて買った訳ではないと意地でも言い張り続けるつもりです。 主人公は元俳優の警備員で 依頼人は元天才監督。 リメイク映画の撮影に様々な妨害が。 スポンサー一族にも色々問題がありそうです。 1950年代の米国がそれなりに興味深かったです。 |
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庭に孔雀、裏には死体 ドナ・アンドリューズ |
早川書房 2001 |
メグ・ラングスロー 鍛冶職人 |
主人公は 母親と弟と親友計3組の結婚式の花嫁付添人を頼まれてしまいました。 奇想天外な結婚式を希望するわがままな3人の花嫁さんに 主人公は大忙し。 その騒動がかなり面白いので 殺されたのが誰だったのか忘れてしまいそうになりました。 |
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野鳥の会、死体の怪 ドナ・アンドリューズ |
早川書房 2002 |
メグ・ラングスロー 鍛冶職人 |
恋人マイクルと静かな時を過ごそうと おばさんが持つコテージのある島へ。 ところが思惑に反して ご両親はじめ猛犬スパイクまで一族が勢ぞろいしてしまいました。 その上嵐で孤立化した島は 足止めを食らったバードウォッチャーで一杯の状態。 そして島の嫌われ者が殺されてしまいます。 些か反則気味ながら 盛り沢山の痛快娯楽巨編。 |
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13羽の怒れるフラミンゴ ドナ・アンドリューズ |
早川書房 2003 |
メグ・ラングスロー 鍛冶職人 |
今回は恋人マイクルのお母さんが大活躍。 お母さんは 町の記念祭の実行委員長として独立戦争当時の風俗を再現することに情熱を燃やしています。 そしてその騒動にメグとマイクルも巻き込まれてしまいますが 当然殺人事件が起こり 騒動は一層拡大していきます。 前二作以上の混乱振りが実に楽しかったです。 |
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361,我輩はカモである等 ドナルド・E・ウェストレイク |
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361,我輩はカモである,ジミー・ザ・キッド,悪党たちのジャムセッション,天から降ってきた泥棒,強盗プロフェッショナル,ホット・ロック,逃げだした秘宝,最高の悪運,骨まで盗んで,斧,鉤,聖なる怪物,弱気な死人,バッド・ニュース |
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時を盗む者 トニイ・ヒラーマン |
早川書房 1990 |
ジョー・リープホーン ナヴァホ族警察警部補 |
アナサジ族遺跡の壺荒らしの疑いで人類学者を訪ねたものの 彼女は10日以上前から行方不明に。 行きがかり上 妻が亡くなり虚脱状態の主人公が捜査を担当することに。 一方 チー巡査が担当していた掘削機盗難事件は殺人事件に発展。 いずれも遺跡の盗掘に関係がある様子。 自然と伝統を重んじるナヴァホ族の生き方が実に興味深いです。 | |
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死者の舞踏場 トニイ・ヒラーマン |
早川書房 1995 |
ジョー・リープホーン ナヴァホ族警察警部補 |
ズニ族の少年とナヴァホ族の少年が行方不明に。 そしてズニ族の少年が死体で発見され ナヴァホ族の少年に嫌疑が。 リープホーンが少年たちの立ち回り先を調べると 原始人の遺跡発掘現場とヒッピーのコミューンが浮上。 そうこうするうちに ナヴァホ族の少年の父親が殺され FBIや麻薬捜査官までが登場。 描かれる風俗習慣が実に興味深いです。 |
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ブラック・サンデー等 トマス・ハリス |
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ブラック・サンデー,レッド・ドラゴン,羊たちの沈黙,ハンニバル,ハンニバル・ライジング |
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トレヴェニアン |
早川書房 1987 |
ニコライ・ヘル フリー・ランスの暗殺者 |
ワイオミングの惨劇を読んで 思い出した次第。 実は以前に途中まで読みましたが 日本趣味と洞穴探検に苦戦して 読了には到らなかった作品。 今回も洞穴のところで 読書速度が若干鈍ってしまいました。 |
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夢果つる街 トレヴェニアン |
角川書店 1988 |
クロード・ラポワント 警部補 |
モントリオールの雑多な住民達が居住する地区の様子が興味深い ラポワントと住民の関わりがよく描かれています |
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ワイオミングの惨劇 トレヴェニアン |
新潮社 2004 |
マシュー・ダブチェク 便利屋の若者 |
覆面作家18年振りの新作とのこと。 「夢果つる街」が好きでした。 寂れた銀山に寄り添う町に 古い銃と何か秘密を抱えた若者が。 更に凶悪な脱獄犯三人組も町に。 町の人々も含め人物描写が相変わらず見事です。 一気に読了。 |
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ストリート・キッズ ドン・ウィンズロウ |
東京創元社 1993 |
ニール・ケアリー 学生 |
ニール君の境遇と語り口が中々個性的 上院議員の家出娘を探しにロンドンへ ロンドンパンクが懐かしい |
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犬の力 ドン・ウィンズロウ |
角川書店 2009 |
アート・ケラー DEAの特別捜査官 |
久々に主な登場人物の6割強が死亡する生存率の低い作品を読んでしまいました。 旧友が属するメキシコの麻薬カルテルと対峙する主人公。 両者の心の絆ととなっていたバチカンから異端扱いを受けている司教(後に枢機卿)。 さらにアイルランド人の殺し屋。 CIAの工作員の経歴を持つマフィア。 それぞれと繋がりを持つことになる高級娼婦。 実に多彩な顔ぶれ。 とにかく一気に読了。 たまに無性にボン・ジョビやジャーニーとかヴァン・ヘイレンを聞きたくなる感じに近いかも。 | |
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フランキー・マシーンの冬
ドン・ウィンズロウ |
角川書店 2010 |
フランク・マシアーノ "凄腕"フランキー・マシーン サンディエゴの伝説のマフィア |
「機械」というあざなを持つ元マフィアの殺し屋だった主人公は引退して平穏な日々を。 ところが「海老蔵騒動の元暴走族のリーダー石元太一氏」などとは比べものにならないトラブルに巻き込まれることに。 何者かに命を狙われているのですが 過去を振り返れば振り返るほど 思い当たる節が次々と... 「犬の力」の死亡率6割強に比べ 本編死亡率は4から5割に低下。 若干ですが無意味な殺戮場面が減り 気弱で軟弱な私としては こちらを相対的に評価。 | |
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ナ行 |
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凍てついた墓碑銘
ナンシー・ピカード |
早川書房 2009 |
アビー・レイノルズ 造園業 |
カンザス州の小さな町で17年前 身元不明の娘の全裸死体が発見されました。 地元民の手により手厚く葬られた少女はやがて人々の病気等を癒してくれる「スモールプレーンズの聖処女」と呼ばれるように。 そして主人公アビーの恋人は 遺体の発見者の一人でしたが 発見の翌日 突然出奔。 そして今 恋人の母親の死から過去の謎が解き明かされることに。 話の展開は推理小説の王道で新味はないものの 安定感のある手堅い語り口が心地よく 一気に読了。 | |
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ハ行 |
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検死審問ーインクエストー
パーシヴァル・ワイルド |
東京創元社 2008 |
リー・スローカム 検死官 |
帯には「乱歩が称えた傑作長編」とのこと。 早川書房の帯と異なり 東京創元社の帯は権威主義的ですが信頼感はあります。 コネチカット州の郊外で唯一の著名人と言えそうな女流作家の誕生日パーティー中に出版代理人が死亡。 そして検死審問が開廷。 裁判員制度(陪審員)と異なり 検死審問という制度は理解し難いものが。 女流作家の女帝振りが わが国の大物女流作家や脚本家を思わせ 微笑ましいです。 | |
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11の物語 パトリシア・ハイスミス |
早川書房 1990 |
ピーター・ノッパート(かたつむり観察者)など 証券会社役員 |
短篇集。 かたつむりを題材にした「かたつむり観察者」や「クレイヴァリング教授の新発見」に「すっぽん」。 さらに猫と謎の動物「ユーマ」が登場する「からっぽの巣箱」など生き物の精緻な描写に閉口。 また 「愛の叫び」「アフトン夫人の優雅な生活」「ヒロイン」「野蛮人たち」の執拗な心理描写に圧迫され 通読に不安を。 それでも怖気をふるいつつ読み通さずにいられない筆力に脱帽。 | |
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悪女パズル パトリック・クェンティン |
扶桑社 2005 |
ダルース夫妻 演劇プロデューサーと女優 |
ダルース夫妻はマスコミ攻勢から逃れるため 女性億万長者の豪邸に滞在。そこには おせっかいな億万長者が仲直りをさせようとして招いた離婚寸前の3組の夫婦が。そしてその妻たちが次々に死んで行きます。私の好きな複雑な人間関係。さらにその中で生き残ってほしいと思っていた女性が無事だったので 私はまずまずご満悦。 |
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探偵になりたい等 バーネル・ホール |
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探偵になりたい,犯人にされたくない,お人好しでもいい,絞殺魔に会いたい,撃たれると痛い,俳優は楽じゃない,脅迫なんか恐くない,脚本家はしんどい,裁判はわからない,罠から逃げたい,サスペンスは嫌い,休暇はほしくない |
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沈黙のメッセージ ハーラン・コーベン |
早川書房 1997 |
マイロン・ボライター スポーツ・エージェント |
依頼人の恋人失踪事件を軸に スポーツ界に巣食う様々な人種の生態が描かれていて興味深かった 気軽に読めるのが良い |
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カムバック・ヒーロー ハーラン・コーベン |
早川書房 1998 |
マイロン・ボライター スポーツ・エージェント |
怪我で引退したマイロン君が再びNBAに挑戦。本当は嘗てのライヴァルで 今はチームの花形となった選手の失踪事件の調査が目的です。そしてマイロン引退の原因となった怪我についても新たな事実が判明。軽快です。 |
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スーパー・エージェント ハーラン・コーベン |
早川書房 2000 |
マイロン・ボライター スポーツ・エージェント |
女子バスケットのボディガードを務めることとなったマイロン君。どうやら彼女の父親の失踪が関係している模様。今回はかなり緊迫した状況の話で 結末にも若干の違和感を覚えました。定型化を打破しようという意欲が窺がわれますね。 |
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九マイルは遠すぎる ハリイ・ケメルマン |
早川書房 1976 |
ニッキイ・ウェルト 英文学教授 |
安楽椅子探偵もの。 「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない。 まして雨の中となるとなおさらだ。」という文章を題材に推理を展開する鮮やかな手法に感服。 短編集です。 |
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失踪当時の服装は等 ヒラリー・ウォー |
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失踪当時の服装は,この町の誰かが,冷えきった週末,事件当夜は雨,待ちうける影,愚か者の祈り,ながい眠り |
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裁くのは誰か? ビル・プロンジーニ&バリー・N・マルツバ−グ |
東京創元社 1992 |
二コラス・オーガスティン アメリカ合衆国大統領 |
2期目を目指す大統領の周辺は きな臭い動きに包まれています。 そして関係者が連続して死亡。 掟破りの結末ということで 身構えてしまっていたためか読了感は今1つ。 手法が出揃った中で新味を出すのは難しいと妙に納得。 |
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豊饒の地
フェイ・ケラーマン |
東京創元社 1995 |
ピーター・デッカー ロサンゼルス市警フットヒル署の巡査部長 |
主人公のデッカーは 真夜中の1時に街を徘徊する幼児を発見保護。 衣服は血まみれだが本人に傷はなく 該当する捜索願いもなく 身元調査は難航。 そしてようやく突き止めた養蜂業者一家のもとを訪ねると そこには四人の惨殺死体が。 私生活では恋人リサとの逢瀬を楽しみにしていた矢先 ヴェトナム戦争時代の戦友がレイプ容疑で逮捕され 彼に助けを求めてきました。 私には リサより相棒のマージの方が魅力的なのですが。 | |
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贖いの日 フェイ・ケラーマン |
東京創元社 1997 |
ピーター・デッカー ロサンゼルス市警フットヒル署の刑事 |
新婚のデッカーは 妻の亡夫の家族と新年祭を過ごすことに。そして思いがけず自分を捨てた実の母に遭遇。その上 その孫の失踪事件に関わることに。当初はユダヤ教徒の信仰生活に興味があったのですが 事件自体の展開にも引き込まれてしまいました。 |
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フランクリンを盗め フランク・フロスト |
早川書房 2002 |
ダニー・キャッスル リーダー |
若者4人組がマフィアのお金を横取り。 ロスのマフィアと韓国人の用心棒にドイツの殺し屋グループとFBI。 そして主人公第2の故郷と言うべきギリシャの人々が一層濃いめのキャラクターで彩りを添えます。 それぞれに愛すべき人々。 痛快娯楽巨編。 |
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シカゴ・ブルース フレドリック・ブラウン |
東京創元社 1971 |
エド・ハンター 見習印刷工 |
父を殺した犯人を18才の主人公が伯父とともに突きとめていく。 伯父との交わりの中で 父の別の面を知ったりして 主人公が成長していく様子が眩しい。 |
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死体は訴える ペニー・ワーナー |
早川書房 1999 |
コナー・ウェストファル 新聞発行者兼記者 |
前町長夫人が 尋ね人(行方不明の妹)広告の依頼を。 ところが翌日 彼女は夫の墓前で死亡しているのが発見されます。 主人公は耳が不自由ですが 立派に仕事をこなしています。 イラク問題はさておき そんな米国社会の成熟振りに感心しました。 ドルリー・レーンほどではないが 読唇術も駆使。 ちょっと不謹慎ですが その技術を羨ましく思いました。 |
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家蝿とカナリア ヘレン・マクロイ |
東京創元社 2002 |
ベイジル・ウィリング博士 精神分析学者 |
上演中に死体役の男性が実際に殺されてしまいます。 容疑者は彼と絡んだ俳優達か。 蝿が科学的証拠を そしてカナリアが心理的手がかりを指し示します。 素直に謎解きを楽しむ事が出来ました。 |
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幽霊の2/3 ヘレン・マクロイ |
東京創元社 2009 |
ベイジル・ウィリング博士 精神科医 |
あるパーティーで人気作家が毒殺されます。 出版業界の内幕が中々興味深いです。 殺害方法はありふれているのですが 作家を中心とした人間関係の謎解きを堪能。 ただ帯には「名のみ語り継がれてきた傑作」とのことですが ジャズやロックの所謂「幻の名盤」と同じような赴きも。 作家に対する辛らつな批判を繰りひろげる評論家が中々好印象。 | |
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目撃
ポール・リンゼイ |
講談社 1993 |
マイク・デヴリン FBI特別捜査官 |
警察の情報提供者の名簿が何者かによって持ち出され マフィアの手に渡る恐れが。 さらに同僚の捜査官の娘が行方不明に。 FBIの管理体制からは外れ 出世より現場の捜査活動に生甲斐を見出している主人公。 上司と対立しながらも 事件を解決して行く痛快娯楽作品。 自己の保身に汲々としている上司も含め 登場人物が魅力的。 | |
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マ行 |
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密造人の娘等 マーガレット・マロン |
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密造人の娘,甘美な毒,砂洲の死体,悪魔の待ち伏せ |
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ミランダ殺し マーガレット・ミラー |
東京創元社 1992 |
トーマス・アラゴン 弁護士 |
加州の会員制高級リゾートを舞台に いささか人間性に問題のある人々が大勢登場。その中で未亡人のミランダは地味な存在のようにも思えるのですが 読み進んでいくうちに少し疎ましくなったり 可哀相になったり... ちょっと不思議な読後感で 妙に印象に残った作品。 |
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A型の女等 マイクル・Z・リューイン |
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A型の女,沈黙のセールスマン,夜勤刑事,そして赤ん坊が落ちる,探偵家族 |
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緊急の場合は マイクル・クライトン |
早川書房 1968 |
ジョン・ベリー 病理医 |
医学ミステリー 友人の医師が中絶手術で一人の娘を死なせたとの疑いをかけられる 妊娠中絶問題が根幹 いまでも医者が反対派に殺されている米国 |
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アンドロメダ病原体 マイクル・クライトン |
早川書房 1976 |
アンドロメダ病原体 地球外病原体 |
無人衛星の着地後 着地した町の住民が老人と乳児の2人を除き全滅 特別プロジェクトによる事態の打開が図られる 終盤が若干そっけないものの それ程内容が劣化していない点特筆に価する |
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ナイトホークス等 マイクル・コナリー |
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ナイトホークス,ブラック・ハート,ラスト・コヨーテ,ザ・ポエット,トランク・ミュージック,暗く聖なる夜,シティ・オブ・ボーンズ,チェイシング・リリー,エコー・パーク |
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ユダヤ警官同盟 マイケル・シェイボン |
新潮社 2009 |
マイヤー・ランツマン シトカ特別区警察殺人課刑事 |
イスラエル建国に挫折したユダヤ人が アラスカのシトカに移住。 主人公はその特別区の刑事。 ただアラスカ州への返還が決まっていて 住民は 今後の生活に不安を抱えているという設定。 主人公が宿泊しているホテルで殺人事件が。 被害者はある宗派の御曹司でチェスの名人。 かつては救世主と噂された人物。 SF風味でさまざまな「もしも」的味付けがなされていますが ベルリンに原爆が落とされ 満州国は存続しているという設定に激しく反応。 | |
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ストーン・シティ ミッチェル・スミス |
新潮社 1993 |
チャールズ・バウマン 元史学教授 |
凶悪犯ばかりの刑務所に放り込まれた元大学教授が所内の連続殺人事件の捜査を ラスト50頁の為にえんえんと刑務所内を描写 |
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エヴァン・スコットの戦争 ミッチェル・スミス |
新潮社 1997 |
エヴァン・スコット 建築家 |
裕福なヴェトナム帰還兵のWASPとインドの秘密結社の一家との闘い 組み合わせが実に安直で不条理で面白かった |
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沸点の街 ミッチェル・スミス |
新潮社 1998 |
タイラー・ピアス 強盗稼業の男 |
強盗を転職とする男が七年間の服役を経て再び大仕事を計画 無事成功に酔う間もなく 娘が連続殺人犯に殺害されたとの知らせ 潤沢な資金を背景に犯人追及に奔走 主人公の男伊達とスピード感が気持ちよい |
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ラ行 |
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テロリストの半月刀 ラリー・ボンド |
文藝春秋 1997 |
ピーター・ソーン 軍人 |
ミサイルによる旅客機攻撃 米国各地で過激派を装うテロ 電話回線障害 その首謀者は イラン 怒らない? 国際情勢の変化が激しい現代では 劣化も早い |
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最後の訴え リザ・スコットライン |
早川書房 1995 |
グレース・ロッシ 法廷弁護士 |
一夜を過ごした裁判官が翌日自殺 どうしても納得いかない彼女は独自に捜査を 所謂法廷物 女性探偵物だが グレースはお母さん |
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悪党パーカー/人狩り等 リチャード・スターク |
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悪党パーカー/人狩り,悪党パーカー/エンジェル,悪党パーカー/ターゲット,悪党パーカー/地獄の分け前,悪党パーカー / 電子の要塞,汚れた7人 |
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奇術師の密室 リチャード・マシスン |
扶桑社 2006 |
エミール・デラコート 植物状態にある奇術師 |
得意の脱出トリックの最中に脳溢血で倒れ 全身麻痺状態だった奇術師が体験した密室の惨劇。 登場人物は奇術師の息子とその夫人。 さらに彼女の兄弟とマネージャーと全員が奇術関係者。 その上部屋にも趣向が凝らされている為 あらゆるトリックも使い放題。 読み手もそのお膳立てに身を委ね 障害を持つ語り部の苦しみも少し忘れ くつろいで楽しんでしまいました。 | |
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ストライク・スリーで殺される リチャード・ローゼン |
早川書房 1987 |
ハーヴェイ・ブリスバーグ ジューエルズのの中堅選手 |
主人公は レッドソックスから最果ての新興球団にトレードされた30過ぎの外野手。 新興球団ということで うっかり楽天イーグルスを連想。 遠征先ではルームメイトだった若きリリーフエースが クラブハウスの風呂で死体となって発見され 主人公が真相究明に乗り出します。 野村夫人か落合夫人のような監督夫人が登場。 克則くんや福嗣くんは登場しませんが... 大リーグの内幕ものとしても堪能。 | |
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シャドー81 ルシアン・ネイハム |
新潮社 1977 |
グラント・フィールディング 米空軍大尉 |
ジャンボ機を最新鋭垂直離着陸爆撃機が追尾する形でハイジャック 犯人の正体 身代金の受領逃亡方法など 一気に読んでしまいました |
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父に捧げる歌 ルース・バーミングハム |
早川書店 2000 |
サニー・チャイルズ ピーチツリー探偵社の探偵 |
ベトナム戦争で戦死したはずの父の名が戦没者記念碑にないのは何故か? 女性探偵物というより 死亡した自分の父親の軌跡を捜し求めるお話。 私は主人公と対照的に描かれる彼女の母親の方に興味を覚えました。 一話完結物ではなくて シリーズものとのこと。 |
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不変の神の事件 ルーファス・キング |
東京創元社 1999 |
ヴァルクール 警部補 |
資産家のトッド一族の長女を自殺に追い込んだ男が 彼女の夫に弾みで殺されてしまいます。 一族は 事件を闇に葬ろうとしますが 死体を運ぶ所を見られるなど散々な結果になると思いきや... |
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大いなる眠り等 レイモンド・チャンドラー |
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大いなる眠り,さらば愛しき女よ,長いお別れ,プレイバック,湖中の女,高い窓 |
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料理長が多すぎる等 レックス・スタウト |
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料理長が多すぎる,腰ぬけ連盟,毒蛇,シーザーの埋葬,ネロ・ウルフ対FBI |
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聖なる酒場の挽歌,八百万の死にざま等 ローレンス・ブロック |
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聖なる酒場の挽歌,過去からの弔鐘,冬を怖れた女,八百万の死にざま,1ドル銀貨の遺言,墓場への切符,暗闇にひと突き,慈悲深い死,獣たちの墓,死者との誓い,死者の長い列,緑のハートをもつ女,泥棒は選べない,泥棒はクロゼットのなか,泥棒は詩を口ずさむ,泥棒は哲学で解決する,泥棒は野球カードを集める,泥棒は抽象画を描く,泥棒は図書館で推理する,殺し屋,殺しのリスト,殺しのパレード,怪盗タナーは眠らない,タナーと謎のナチ老人 |
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女刑事の死 ロス・トーマス |
早川書房 1986 |
ベンジャミン・ディル 上院委員会顧問 |
殺人課の女性刑事が爆死 兄が妹の死を探る中 久し振りの故郷の様子が描かれている |
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さむけ ロス・マクドナルド |
早川書房 1976 |
リュウ・アーチャー 私立探偵 |
新婚旅行先で失踪した花嫁 過去の忌まわしい事件が次第に明らかに 語り部アーチャーが妙に気になる |
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ウィチャリー家の女 ロス・マクドナルド |
早川書房 1976 |
リュウ・アーチャー 私立探偵 |
ある富豪の依頼で行方不明の娘を探すことになります 離婚した富豪の奥さんにも話を聞きたいところですが その辺から複雑な一家の事情が絡み合います いつものように冷静に調査を進めるアーチャー |
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ドルの向こう側 ロス・マクドナルド |
早川書房 1981 |
リュウ・アーチャー 私立探偵 |
大富豪の息子が少年院から脱走 次に誘拐の疑いが 登場者皆問題があり 共感できぬ分 アーチャーが得をしている |
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ロミオ
ロバート・エリス |
早川書房 2008 |
リーナ・ギャンブル ロス市警強盗殺人課の刑事 |
ロス市郊外で猟奇的殺人事件発生。 当初は被害者の夫の犯行と思われたものの 昨年10月に発生したレイプ未遂事件や本年3月の殺人事件との共通点が多く 連続殺人事件の様相を。 さらに主人公の弟(数年前に殺害された)のバンド仲間が 同様の手口で殺された女性の傍らで殺され 否が応でも弟の事件との関連が... 弟さんがミュージシャンということで お姉さんも中々音楽に造詣が深いようです。 ニルヴァーナからベートーヴェンの交響曲まで小道具に。 | |
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記憶なき殺人 ロバート・クラーク |
講談社 2000 |
ハーバート・ホワイト 食品卸会社の事務員 |
ナチス台頭前の米国。 記憶障害を持つ主人公が連続殺人事件の容疑者に。 その主人公の日常と捜査に当たる孤独な刑事の日常が対比されます。 前半の主人公の日記は痛々しく 読書ペースが上がりませんでしたが 後半は一気に呼んでしまいました。 |
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マイン ロバート・R・マキャモン |
文芸春秋 1995 |
メアリー・テレル 過激派元メンバー |
狂信的元過激派の女性が女性記者の子供を誘拐 女性同士の壮絶な闘い 母の強さは万国共通なのだろうか |
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少年時代 ロバート・R・マキャモン |
文芸春秋 1999 |
コーリー・マッケンソン 12歳の少年 |
父とともに目撃した殺人事件を軸に 少年時代の冒険を綴る 友人の死や飼犬の死に喧嘩 K.K.K団 町のギャングとの闘いなど様々な経験を経て成長していく過程を活写 怪獣や幽霊に魔法の味付けは苦手だが ビーチ・ボーイズのアイ・ゲット・アラウンドの件が同世代として共感を覚えました |
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遥か南へ ロバート・R・マキャモン |
文藝春秋 2000 |
ダン・ランバート ヴェトナム帰りの男 |
ローンの返済を迫られたダンは 銀行員を弾みで射殺し逃亡。 偶然知り合った顔に痣のある少女や賞金稼ぎの三本腕の男とプレスリーのそっくりさんとの係りが不思議な読了感を。 面白かったです。 |
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失投等
ロバート・パーカー |
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失投,約束の地,初秋,レイチェル・ウォレスを探せ |
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チャーム・シティ ローラ・リップマン |
早川書房 1999 |
テス・モナハン 元新聞記者 |
勤めていた新聞社が倒産し 現在は法律事務所で働く主人公。 元記者という経歴から 別の社で起きた お蔵入りの記事が何者かによって掲載されてしまったという事件の内部調査を依頼されます。 そして記事の当事者が死亡します。 さらに強盗に襲われた伯父の犬を預かる事になるのですが それがトラブルの元に。 久々に女性探偵ものを堪能。 |
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ビッグ・トラブル ローラ・リップマン |
早川書房 2001 |
テス・モナハン 私立探偵 元新聞記者 |
前作で別れたミュージシャンの元カレが消息不明になり 何故か彼のご両親から捜索を依頼されてしまいます。 納得のいかないまま 居場所を探し当てるとそこに死体が。 法廷物やプロファイル物に続き女性探偵物と ブームが去った後の「満を持しての登場」が相次ぎ 嬉しく思います。 |
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あなたに不利な証拠として ローリー・リン・ドラモンド |
早川書房 2006 |
キャシー・スティーヴンズ バトンルージュ市警 地域連絡官 |
主人公と経歴欄は MWA賞最優秀短編賞受賞の「傷痕」を。 胸にナイフが刺さったまま警官たちの質問に答える被害者女性。 かなり痛そうです。 警察の日常を女性の視点で淡々と描写した短編集と思い 読み進んでいくと「生きている死者」では 女性警官たちが事件を引き起こし のっぴきならぬ状況に追いこまれるという非日常の展開。 見事な構成です。 | |
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ワ行 |
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