逆子の治療


                                       

逆子が鍼灸で治るのぅ? と信じられない話。ですが「治るんです」では、どうやって?以下に実際、臨床報告をもとに紹介します。

 

■逆子に灸を据える


わたしたち鍼灸業界においては知られても一般にはあまり知られてないのに
逆子の矯正法があります。産婦人科では手技法による胎位矯正が行われますが
鍼灸治療においては灸および温灸を用いて行います。近年、一部の産婦人科院
でもこの方法を用いてるところも増えつつあります。
症例をいくつか紹介してみたいと思います。

症例1 22才の主婦、来院時妊娠31週目


完全な逆子ではなく横を向いた状態、産婦人科から体操のみ指導されているが
いくらしてもうまくゆかず。帝王切開はしたくないと雑誌を見て来院、治療は
三陰交(さんいんこう)穴に灸頭鍼(きゅうとうしん)、至陰(しいん)穴に灸のみ
を一日置きに5回治療、2週間後のエコー検査で正常位となっていた。

症例2 23才教師、予定日を1週間経過


この方は逆子治療の目的でなく分娩促進目的で来院、注射、薬は使いたくない
との事でたまたま雑誌を見て来院、合谷(ごうこく)穴と三陰交(さんいんこう)穴、
上 骨寥(じょうりょう)穴と次 骨寥(じりょう)穴に鍼通電15分、足三里
(あしのさんり)穴、三陰交(さんいんこう)穴、至陰(しいん)穴へお灸を据え
治療後30分してから「おしるし」が始まり2時間後に陣痛始まる。
そして10時間後、無事出産。

症例3 32才主婦、妊娠33週目


完全な逆子状態、体操したり病院で手技胎位矯正を受け横を向いた状態までは
いくが翌日には逆子状態(矯正はかなりの痛み)一般に胎位矯正は何回もできない
と言われている。たまたま病院の雑誌で逆子の鍼灸治療を見て知人を通じて来院、
遠方であったため2日おきに4回治療。二週間後に病院で「これが最後の矯正」と
言われ、また痛いなと思う間もなく簡単に「くるり」と返ってしまう、医師もあれっ
と言った感じで「よかったですね」と言われる治療は三陰交穴の灸頭鍼と至陰穴の
灸のみでした。

症例4 35才会社員、妊娠35週


胎児の骨盤がおしりに入ったり出たりしてるといって来院。医師から、たぶん
この状態で落ち着いてしまうと言われる。一日おきに三陰交穴の灸頭鍼と至陰穴、
陽池穴への灸を五回行う。毎回治療後一時間ほどして元気よく動き回るが
それ以上は無理のようだったので中止する。

症例5 28才会社員、妊娠36週


胎児の頭が斜め左上を向いた状態で医師から帝王切開すると言われている。
一日おきに二回三陰交穴と至陰穴のみを治療、五日後病院で正常位になってる
と言われる。

以上、わたしが経験した数少ない症例ですが、効果としてはかなり高い方だと
思います。治療したすべての人に共通した反応として治療後三十分から一時間後に
必ずと言ってよいほど胎児が元気よく動き回ることと夜間も通常より動くことが
多いとのことでした。
それぞれ条件が違い必ずしも成功するとは言えませんが逆子でお悩みの方は
是非ともお薦めしたい。ただ骨盤内で安定(固定)したり出産直前の方は
無理ですがそれ以外の方は60〜80%の確率で成功すると思います。

逆子治療を得意とする治療院を紹介します

慈恵堂鍼灸院  福田鍼灸院


 

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