始祖鳥
≪
しそちょう
≫
アーケオプテリクス
Archaeopteryx
ジュラ紀後期
始祖鳥
(
しそちょう
)
は、
小型
(
こがた
)
の
恐竜
(
きょうりゅう
)
のような
体
(
からだ
)
に、
鳥
(
とり
)
のような
羽毛
(
うもう
)
がはえた
不思議
(
ふしぎ
)
な
動物
(
どうぶつ
)
です。
始祖鳥
(
しそちょう
)
の
化石
(
かせき
)
が
発見
(
はっけん
)
された
当時
(
とうじ
)
(1860年代)は、まだ
進化論
(
しんかろん
)
が
議論
(
ぎろん
)
されていた
時代
(
じだい
)
です。
ですから、
恐竜
(
きょうりゅう
)
と
鳥
(
とり
)
の
中間
(
ちゅうかん
)
のような
始祖鳥
(
しそちょう
)
は、
進化論
(
しんかろん
)
の
証拠
(
しょうこ
)
として
当時
(
とうじ
)
の
科学者
(
かがくしゃ
)
に
受
(
う
)
け
取
(
と
)
られました。
写真があります
→
その
後
(
ご
)
、
始祖鳥
(
しそちょう
)
は1億4000万年前に生きていたのに、あまりにも今の
鳥
(
とり
)
そっくりの
羽毛
(
うもう
)
だったため、
始祖鳥
(
しそちょう
)
の
化石
(
かせき
)
はにせものだ、といわれてきました。
最近
(
さいきん
)
、
羽毛
(
うもう
)
を
持
(
も
)
つ
恐竜
(
きょうりゅう
)
が
多数
(
たすう
)
みつかり、
鳥
(
とり
)
と
恐竜
(
きょうりゅう
)
の
関係
(
かんけい
)
が少しずつわかってきました。
今では、
始祖鳥
(
しそちょう
)
は
最初
(
さいしょ
)
の
鳥
(
とり
)
の
仲間
(
なかま
)
だ、と
考
(
かんが
)
えられています。
しかし、
始祖鳥
(
しそちょう
)
は、今の
鳥
(
とり
)
につながる
直接
(
ちょくせつ
)
の
祖先
(
そせん
)
ではないともいわれています。
始祖鳥
(
しそちょう
)
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