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 砂防ダム工事現場見学会参加のレポートです。見学したダムは、安達太良山火山砂防ダムとして計画されました。本ダムスリット(閉塞タイプ2連)、魚道機能のための「副スリット」  工期短縮、コスト縮減、労災防止及び環境・景観に配慮した「残存型枠」の使用が特色となっています。
 主催       
福島県県北建設事務所     
河川砂防課第2係  
 
開催日時 平成14年7月31日(水)14:15〜15:45  
  
  
 
開催場所 寺沢砂防ダム建設現場 安達郡大玉村玉井 地内 
工事概要  コンクリート重力式透過型ダム    
            本ダム H=14.0m L=120.0m      
VC=8,430m3  
             副ダムH=6.0m L=77.5m      
VC=1,800m3 
             側壁 水叩き VC=600m3                         
設計 潟_イヤコンサルタント 
施工 川名建設工業
     
 
     
     
- 見学会の様子  
  
- 福島県内から多数の測量設計・建設コンサルタント・施工関係の人達が集まりました。  
 - 河川砂防第2係 鈴木主査の説明から始まりました。  
    
    
    
  - 建設現場の全景 
 
- ブロックに分割して、コンクリートを打設している。 
 -  1日のコンクリート打設量は100数十m3とのこと。
   
    
    
    
    
  - 残存型枠の詳細 
 
- いわき市の万年コンクリート工業鰍ナ納入とのこと。 
 - 下流部の土中以外に化粧型枠を使用。その他は穴あき(ピアスタイプ?)全部化粧型枠使ってしまうとコスト増なのでしょう。
 - ダム上流側に試験的に土砂入りと種子入りの型枠を使ったとのこと。全部緑化したら面白い!!!
   
    
    
    
    
  
  - 現場説明の図面 
 
- やっぱり着色した図面は見やすい。  
 - 標準貫入試験ではN値10程度のため当初設計では置換えの計画だったそうです。しかし施工基面で平板載荷試験を実施したら支持力があったので、置換え無しで施工したとのことです。やはり現場試験は重要です。  
    
    
    
  
  - その他
 
- 質問の出そうなスリット形状の決定要因については、別図を用意し詳しく説明して頂きました。想像するに多分議論を重ねての結果なのでしょう。  
  
   
  
  
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