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  耐震診断・耐震改修
 
 
長期修繕計画策定等に関する実績  
     

 Cマンション  3棟233戸 築15年

 1994年竣工の東京都による分譲住宅です。 14階、11階、6階の住棟が囲み型で配置されており、 中央部に全世帯数分の駐車場を確保した人工地盤があります。 2003年から、売主である東京都との10年瑕疵折衝サポート業務を依頼されていましたが、 大規模修繕工事を終えた2004年に長期修繕計画の見直し業務を受託しました。 この業務は、通常の長期修繕計画の見直しだけでなく、 建物をグレードアップさせるための改良・改修を含め、 中長期ビジョンまで見越した内容です。 これを受けて情報化、高齢化、安全性、車社会の変革、エコロジー、 地球環境への配慮などの観点から検討を加え、 住民と共に長期修繕計画書の作成を行いました。

 

 Gマンション  2棟468戸 築30年

 1979年竣工の大規模マンションです。 14階建て2棟からなり、中央部には広場と低層の店舗なども存在します。 2003年から2回目の大規模修繕工事を準備するに当たり、 コンサル・設計の依頼を受け、劣化調査から始めました。 設計内容の検討、仕様書の作成、そして工事監理と3年の時間をかけ、 住民が主体となる大規模修繕工事を実施しました。 その後2006年に、大規模修繕工事の内容を踏まえ、 長期修繕計画の見直しを依頼され、建築だけでなく、 劣化してきていた給排水設備、電気設備などの付属設備も検討を加えた 長期修繕計画書を作成しました。
     
■具体的な修繕・改修の実績
 

エレベーター設置によるバリアフリー化 ~Gハイツ~
 昭和45年に竣工した、オーナーが最上階に住む地上4階建て19戸の賃貸マンションです。エ レベーターがないため高齢になった4階に住むオーナーが、 階段の上り下りに苦労していました。そこで、敷地に余裕があったことから、 エレベーターの増設工事を実施、また、オーナー住戸の内部改装工事も併せて行い、 暮らしやすいバリアフリー住宅に改修しました。 エレベーター部分だけに、足場を掛け工事を行ったので、 賃貸住宅に住んでいる方は、居ながら工事をすることができました。
   

オートロック機能付加による防犯性向上 ~Kマンション~
 墨田区にある1974年に竣工した148戸のマンションで、 2回目の大規模修繕工事を終え、マンションの性能向上を検討し、 オートロック機能を設置する事になりました。 既存のマンションにオートロック機能を追加する方策を、 設置費用と併せていくつか検討した結果、 既存の電話回線を使ったシステムを構築し、 比較的安価で実現できました。
   

防犯カメラ設置による防犯性向上 ~Cマンション~
 Cマンションで、築11年目で大規模修繕工事を実施し、 その後マンションの性能向上の一環で、 防犯カメラを設置する事になりました。 3棟の建物エントランスがそれぞれ1階、2階にあり、駐車場、 駐輪場などが広い敷地に分散しているため、 48台のネットワークカメラを設置しました。 また併せて、住民のプライバシーにも配慮した 「防犯カメラ運用規則」を作成しました
   

旧耐震規準マンションの耐震診断 ~Hマンション~
 江戸川区にある1975年竣工、築33年になる建物で 、鉄骨鉄筋コンクリート造7階建て、 62戸の区分所有マンションです。旧耐震規準のマンションは、 耐震診断を行うと、補強が必要になる場合が多いことがあります。 補強方法と費用の両面から住民の合意が得られず、 耐震診断すら実施しないマンションが多い中、 Hマンションでは3年の時間をかけて合意形成を行い、 耐震診断実施の総会議決ができました。
   

電気防食による給水管更生 ~Fマンション~
 東村山市にある1974年竣工、 築34年4棟からなる3階建て全48戸の団地型マンションです。 3回目の大規模修繕工事の時に、 給水管から赤さびが発生していた事から(1度はライニングを実施していた)、 電気防食を施し錆を剥離させるラスカット工法を実施しました。 併せて衛生上問題となっていた高架水槽を撤去し、 給水設備を延命させる事ができました。
   

ライニングによる排水管更生 ~Gマンション~
 Gマンションで、排水管の一部で漏水事故が起き、抜管調査、 X線調査を実施。排水管の残存肉厚4年という調査結果を受けて、 排水管の更生・更新の検討を行いました。様々な工法を検討した結果、 気流方式によるライニング工法を選択し、共用部分の竪管だけでなく、 専有部分の横引管も同時にライニングを実施しました。 排水管1本の縦系列住戸を1日で施工し、全468戸を1ヶ月半の期間で施工しました。
   

電気容量の増量 ~Gマンション~
Gマンションでは、建物全体の電気容量から、 各住戸の電気容量の限度が40Aとなっていました。 40Aという上限では、昨今のIHクッキングヒーターなどを導入することが難しく 、上限解除の希望の声も挙がっていました。 そこで、劣化対応を出発点に電気設備改修の検討を進め、 電気幹線を引き直し、各住戸10kvAまで増量が可能な工事を行う事になりました。
   

地上波デジタル対応 ~Gマンション~
 Gマンションでは、直列ユニット方式のTV共聴設備について、 画像が乱れる、上階と下階で画像が均一化されないといった不具合が生じていました。 さらに電波調査の結果、2011年の地上波デジタル放送への以降に向けては、 減衰の大きい既存配線では高周波の電波に耐えられず受像の困難な状況が多く発生するため、 大規模な改修が必要という判断が行われました。 そこで、上記電気幹線の引き直しに併せて、 TV共聴設備についても各住戸ごとに完結するスター配線方式への 抜本的な改修を行いました。
     
 
     
     
   
   

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