人は着心地の良い服を着た時、心も体も軽くなって好きな人に会ったり、
外へ行きたくなります。住まいも同じで、居心地良い家は毎日気分良く過ごせます。
まして幼い子どもたちが一日の大半を過ごす保育園という環境の果たす役割の大切さは言うに及びません。
この度、改修するにあたって象地域設計の方々は、
保育する側の想いを深く理解して下さり、行政の制約を受けつつ、
時に保育現場の要求と矛盾する場面でも納得のいく折り合いを付けて形にして下さいました。
木の持つ生命力やシンプルさの中の緻密さと使い勝手の良さに感激しています。
建物が出来ても保育園づくりはこれからですのでずっと見守っていて下さい。本当にありがとうございました。
藤木 せい子
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