Taishin of 坪田眞幸建築研究所

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なぜ住宅の耐震化が必要?

■地震は、いつ、どこで発生してもおかしくありません!

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近年、日本各地で大きな地震が起こっています。大阪府でも、東南海・南海地震(30年以内で50~70%の発生確率)や上町断層帯、生駒断層帯による地震など、甚大な被害をもたらす大地震の危険性が指摘されており、安心はできません。いつ、どこで発生するのか予測する事が困難な地震に備え、過去の教訓を生かして対策を講じておく事が大切です。

■リフォ-ムや増改築は、耐震補強を行うチャンスです!

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耐震補強は、古い家などを万が一のときに倒壊させない基本的な方法です。しかし目に見えにくい性能向上の改修なので、なかなか効果が実感できず、理解はしていても何もしていない方がほとんどです。最近は家族の形態の変化や経済的なことも含め間取りの変更、水廻りのの一新といったリフォ-ムが盛んになってきました。耐震補強のみの工事は考えにくくても、このような「住み易くする」リフォ-ムに耐震補強も併せることが割安かつ合理的に工事をする事が可能です。

■まずは、耐震診断を受けましょう。

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耐震診断は、大規模な地震に対する建物の安全性を評価し、補強が必要かどうかを「評点」という数値で表して判断します。その他「地盤・基礎」の注意すべき点についても調査します。また、腐朽やシロアリなどの被害も調べる事が可能です。特に、耐震基準が大きく変わった昭和56年以前に建てられた木造住宅は、耐震診断を受けることをお勧めします。(詳しくは、各市町村に相談窓口がございます。)

■耐震補強で安全な住宅に!

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耐震診断の結果、住宅の耐震性が不十分な場合、耐震改修工事を行い耐震性能を高める必要があります。設計士など専門家と相談しながら、住宅の強さや補強方法を決めて耐震補強を行いましょう。



■耐震補強につながるリフォ-ムは

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・間取りの変更
間取りの変更にあわせて、壁の補強や新設ができます。建物全体のバランスを考えて増築をなどを行うと、より安全な住宅となります。
・外観デザインのリフォ-ム
屋外からの合板、筋交いの追加や金物などの設置を行うと、住居内部への影響が少なくてすむので工事を行いやすく、工事中の負担も少なくて済みます。
・内装のリフォ-ム
壁材や床材の交換にあわせて、既存の筋交い接合部の補強、筋交いの新設、壁の追加が可能です。
・省エネルギ-のリフォ-ム
断熱材を付加する場合、同時に、筋交いの追加や金物の設置が可能なため、効率的な耐震補強が行えます。
・水廻りのリフォ-ム
水廻りのプランの変更にあわせて、壁の追加などができます。

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