キー操作を行うことで、何らかの情報表示のダイアログ等が表示されたとき、5WayNaviまで指を動かさずに「OK」等のボタンに対応することを検討することで、キー上での指の移動距離を少なくする。
Treo に搭載されている WorldClockアプリケーションの Sun Rise/Set... 画面を表示する方法を、以下の２項目を使ってカスタマイズします。
- Sun Rise/Set... 画面の表示
キーに Sun Rise/Set...画面を表示させるメニュー項目を割当る。このとき、キーは連想しやすいように、Sun Rise/Set... の頭文字をとって「s」キーとする。
- Sun Rise/Set... 画面の終了
キーに Sun Rise/Set... 画面を終了させる「OK」ボタンのタップを割り当てる。このとき、キーは「OK」の頭文字ではなく、再度「s」キーとする。
※画面切り替えが「s」キーによるトグル操作となるため、少ない動作で情報を確認したいとき等に活用できると思われます。
WorldClockの画面でサイドメニューを表示し、「
メニュー項目割当」項目を選択。
メニューが表示されるので、「Sun Rise/Set...」項目を選択。
「s」キーを押下する。
設定内容が表示されるので、OKをタップ
元の画面に戻るので、「s」キーを押下。設定が完了していれば、Sun Rise/Set... 画面が表示される。
画面が表示されたらサイドメニューを表示し、「タップ位置割当」項目を選択。
画面左上に「***」が表示されたら、「OK」ボタンをタップする
「s」キーを押下する
設定内容が表示されるので、タップ方法等をカスタマイズして OKをタップ以上で設定は完了です。
これ以降、WorldClock 上では「s」を押下することで、メイン画面とSun Rise/Set... 画面がトグル表示されるようになります。
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ダイアログ上のボタンにキーを割り当てるとき、頭文字でなくダイアログを表示させたキーにすると、上記例のように何らかの情報をダイアログで表示/終了させることを１つのキーで行うことができるだけでなく、確認メッセージの肯定等に応用することもできます。
たとえば、何らかのゲームアプリケーションで「New Game」を選択するとき、確認の「Continue/Cancel」ボタン付メッセージが表示され、殆どの場合は「Continue」で応答するとします。このような場合「New Game」選択と確認メッセージの「Continue」ボタンに対して「n」キーを割当てると、「n」キーの操作のみで画面を進めることができます。
※「Continue」と「Cancel」を選択する割合が半々程度であった場合、１つのキーの操作のみで簡単に画面が進んでしまうとかえって操作効率が落ちるかもしれません。また、「ボタン」に対して関連が無いような文字を割当てると、どのキーを割当てたかを見失うこもありえます。 たとえば、上記「New Game」でいえば、「n」は操作の中止を連想することがありますが、この例では「n」を押下することで操作を進めるので連想しにくいとも言えます。今回のカスタマイズは個人の好み等が強くでるので、馴染まない場合は設定をしない方が良いと思われます。