トランペットらしい伸びやかな音が出るようになったところで、次は、音を合わせる練習をしましょう。金管楽器の純正調の響きは、音楽の発生の頃から、他のどの楽器にも表現できない美しいものでした。とりあえず、1オクターブ内に限ってのトレーニングについて、練習してみましょう。金管楽器は自然倍音によって、音階を形成されているので、他の楽器よりは、ハーモニーをイメージし易いはずです。調律のされていないピアノ(もしくは平均律)の長3和音よりもきちんと音の合った半音の方が美しいのです。
順序としては以下の順番で行うのが良いでしょう。一つずつ身に付けてゆきましょう。
1 ユニゾン
2 オクターブ
4 長3度(短6度)
5 短7度(長2度)
6 短3度(長6度)
7 長7度(短2度)
8 増4度(減5度)