2000年はまさに、キリンジと共にあった年でした。
1月の「アルカディア」から計4枚ものシングルに加えて、大充実3rdアルバム「3」、そして初のVC集までリリース。
たくさんのメディア露出に加え、3回ものツアーで全国を廻り、渋谷公会堂での初・ホールコンサートも大成功!
キリンジの大活躍につれ、ファンのわたしたちにとっても嬉しくも忙しい1年でしたね。
彼らの新しい曲を耳にするたびいつもその素晴らしさに打たれ、誇りにすら思います。
ライブ中の観客の反応からも、彼らへの敬意のようなものが何かしら感じられるように思います。もちろん私感ではありますが、これはファンの一人であるわたしの身びいきだけではないはず。いろんなライブを観てみても、キリンジライブのような雰囲気は他にちょっとありません。これは演奏側と、観る側、双方の力によるものなのだと思います。
今わたしが一番気になっていることは
「自身の作り出す音楽に熱狂するわたしたちを観て、彼らはどう感じているのだろう」
ということです。
彼らにとって、いいライブを重ねた自信や手ごたえが新たなパワーとなって、次の創作に
向かわせるところは少なからずあったのでは、と思います。
新しい年が明けて、新世紀が始まります。
キリンジにとってもこれが"新たなシーンの幕開け"でしょう。
二人の活躍をこれからもずうっと観続けてゆきたい、
そしていいファンでありたい。僭越ながら、ほんとうにそう思います。
彼らからもらったパワーを、いいカタチでお返しできたらいいな。
BBSへの書込みや寄せられる情報が多いのも、きっとそんな気持ちの現れですよね。
わたしも同じ気持ちで「キリンジカタギ」を続けていきます。
2000.12.30. みやもり(宮森 久美子)